お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

バショウカジキの展示を目指して2

2017年09月13日 | 水族館
 葛西臨海水族園がバショウカジキの若魚収集をしている最中、台風18号が接近中である。そこで今日は水族館が乗船していた漁協の定置網が、台風に備え網を揚げるという事で乗船できず、うちの船に乗る事になる。沖へ行き、定置網漁を操業するとバショウカジキの若魚が泳いでいるのが確認できる。水族館の職員が採集の準備をして専用のタモ網を構える。目の前に泳いで来るものの、魚がタモ網を認識しているのかなかなか簡単には掬うことが出来ない。時間が掛かると魚が網に当たったり、他の魚に揉まれてしまうので、已むを得ず強引に追い込み、掬い上げ1個体採集。直ぐにデッキに構えたタンクに入れる。すると泳いでいるのだが特徴の長い吻が折れてしまっている。その後、漁を終え帰港し、市場内に設置した円形水槽に移し入れる。結局市場内の水槽に入れる事は出来たものの斃死してしまう。なかなか一筋縄にはいかない模様である。


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