お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

今年初の夜間採集

2008年03月08日 | 採集

 今年はまだ夜間採集をしていない。夜間採集は港の外灯に集まる魚や岸壁で寝ている?魚などを探して行なっている。少しの風でも海面が波立ち海中を覗くことができなく、北寄りの風が吹く今の時期は寒さも加わり見送ってきた。今日は久しぶりに寒さも揺るぎ、無風となったので今年初の夜間採集を実行する。昨年は3月に1日だけ(ブログ、2007.3.17)いろいろな種が採集できた日があった。その日を逃さない為にも夜間採集に行かなければと思っていた。現場に着くと干潮時で浅い港内は干上がり、半分以上を歩くことができる。普段は港の岸壁を探すのだが、今日は普段探せない干上がった港内を散策する。砂地の為ハゼ類が多く確認でき数種採集(未同定)する。そのほか、シロギスや苦手なネズッポ科魚類などを採集。そんな中、クジメの幼魚を採集する。クジメは日本各地に生息し個体数も多く普通種である。だがクジメをはじめ、アイナメ科魚類はここでは稀種となり、有名なアイナメなど見たこともない。クジメは今までに定置網で2~3個体くらいしか捕れてなく、幼魚は今回が初採集である。普通種ではあるがここでは稀種のクジメを採集でき今回は収穫あり。
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