私の住んでいる大阪南河内地域は、雨が少ない所で、
農業用のため池があちらこちらにあります。
その一つのため池の中にある小島が
サギ達の繁殖地になっていて
今日は、その写真を撮りに出かけました。
そこで釣り糸を垂れている人の竿が
大きくしなっているのを発見。
おほっ、シャッターチャンスだわ。
おじちゃん、「大きいでぇ。」と、満面の笑みを
浮かべながらも、無理にあげようとはしません。
魚の方も、潜ったり、ぐるぐる回ったりと抵抗しています。
顔が見えました。
鯉・・・?
なおも格闘が続きます。
そろそろ魚の方が諦めたようです。
大きくて、網の中に納まりません。
おじちゃんは、鯉だと思っていたようですが、
暴れる魚を足で押さえつけている人が
「ハクレンや、ヒゲがないやろ、鯉とちゃう。」と、言います。
あぁ、かわいそう。
そんなに踏まんといてぇ。
長さを測ると90センチ。
おじちゃんは、デジカメに釣果を納め、ため池に
戻そうと持ち上げますが、これが重くて・・・。
「これこれ、静かにしぃ、今、はなしたるさかい。」
「そぉれ、帰りや、お疲れさん。」
どっぼ~ん。
おじちゃん、満足。
私も思いがけぬ写真が撮れ
魚は、中国が原産、コイ科の「ハクレン」のようです。
食べられない事もないのでしょうが、
このため池の水では・・・。