串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

仙仁温泉「岩の湯」の夕食

2011年02月23日 | 宿-甲信越

夕食は、喫茶室の櫓(やぐら)で。

この喫茶室のみ、宿泊者以外でも利用可のようですが、
立ち寄り入浴も出来ないのに、喫茶室だけでは・・・。

個室になっていて、外はライトが灯る雪の庭。

食前酒はにごり酒。

かっぽ、かっぽ・・・とは言いませんが。

「雪見のおもてなし」と、銘打った前菜。

手前のカラスミのようなものは、信州サーモンのお寿司。
適当に脂がのり、コクもあっておいしかった。

黄瀬戸でしょうか、好きだなぁ。

先附の胡桃豆腐。

こちらも先附で、蕎麦が忍ばせてある「松代蒸し」。

やまめの塩焼き。

手前は豆腐の田楽、右の白っぽいものは、生のヤーコン。

ヤーコン、あまり好きではないが、生は甘くておいしかった。

「山里のお造り」は、岩魚の姿造り、鯉の洗い、桜肉。

ちょっと苦手な川魚の刺身だが、岩魚も小ぶりのものだし、桜肉も少量。
これで丁度良い。

桜肉のたたき。
え~っと、上にのせたものは何だったっけなぁ・・・?

吸い物は、鯉のすまし仕立て。

時間をかけて煮た鯉をからっと揚げてすましの具に。
焼いたネギと相性抜群。

でも、何年か前に、ここで食べた「鯉こく」の味には程遠い。
あれが、もう一度食べたい。

石焼ステーキ、杉の香焼き、せいろ蒸し・・・この3品からチョイスするのだが、
いつでも、石焼ステーキを選んでいる。

フィレステーキを塩・ライム・わさび・・・で頂く。

お口直しはイチゴの淡甘煮。

そして、かぶら蒸しへと続くが、もう満腹で、これは要らないなぁ。

ご飯は、何だったっけ?

焼いた岩魚ではなかったような・・・。

やっとデザートに行き着きました。

以前はなかった夕食後のコーヒー。

朝のコーヒーとは違い、こくのあるエスプレッソで、実においしいコーヒーでした。

夜、眠れなくて・・・と、このコーヒーを飲めない人もいるでしょうが、
私はあまりのおいしさに、もう一杯お替りが欲しかったです。

夕食の献立は変わっていません。
お腹をすかしておいたせいもあるかもしれませんが、
今回は、おいしくいただき、文句はありません。

ただ、料理の間が開き過ぎて困りました。
それでも、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく供されたのは、さすがです。

この日、グループ客が多くて、貸切風呂もなかなか空きません。
きっと厨房もてんてこまいだったのでしょうか。

そして部屋に届けられる夜食。

以前は、一口寿司のようなご飯ものがあったのですが、
今回は、デザート系に変わっていました。