食事は本館へ出向く。
足が下ろせる こ上がりのテーブルは3席。
ここは離れの客室に泊まる宿泊客用のように見受けた。
本館に泊まっている人達は、右手のテーブル席や正座しての食事だったりした。
横のテーブルとの間にはスクリーン。
梅酒の食前酒で始まり・・・。
伊予牛の陶板焼きはバジルソースで。
分厚い肉はやや固い。
素朴な野菜中心の前菜。
やや甘い目の味付けながら、どれもおいしい。
海老の下は煮含めた高野豆腐。
造りは二切れづつの三品で、私には丁度良い量。
タコと大根なますでカルパッチョ風。
トマト、キーウィなどの上にスライスしたタコ。
蓮根饅頭にキノコや水菜の餡かけ。
彩りも美しく、好物の蓮根、パクパク・・・。
手ぶれしてるなぁ。
ご飯は鯛飯、お吸い物もいい味。
こちらは朝食。
赤米入りのご飯、味噌汁も薄味だが出しがしっかり効いていておいしい。
モーニングコーヒーのサービスはなく有料(400円)。
お得なラッキーDayプランで、離れの露天風呂付きの部屋で@10000円。
10000円でこの内容!
ほんとにお得なプランでした。
宿泊客は私達を入れて5組。
うち4組は遍路旅で、私達だけは観光。
遍路旅を続けていて、今日はちょっと贅沢に温泉へ入り
おいしいものでも食べようか・・・と、この宿へ来る人が多いそうな。
もてなす事に慣れた四国人、ここにも優しい雰囲気があふれます。
部屋良し、風呂良し、味もいい、季節を変えて又是非泊まりたい宿です。
今度は冷たい源泉風呂との交互入浴をもっと楽しみたいなぁ。
チェックアウトし、宿から10分程の鮮魚市場マルトモ水産を目指すが
収穫を前にした裸麦の畑が一面に広がっている。
愛媛県は裸麦の作付け面積・収穫量が日本一らしい。
中でも西条市は県下3大生産地との事。
海鮮丼が有名らしいが、鮮魚も多種類売られていて、イカやアジなどを買って帰る。
鮮度抜群で価格も安い。
さて大阪まではどのルートで帰ろうか?
一番距離の短い大鳴門橋、淡路島経由にしたが、久しぶりに通る徳島道は未だに片側一車線。
そして阪神高速神戸線は渋滞。
これなら瀬戸大橋経由で帰るべきだったかな。