串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道-6(羽幌にて)

2017年06月30日 | 旅-北海道

 なんと!乗船予定だった11:40の高速船が強風のため欠航

フェリー乗り場へ行くまで知らなかったアホな私。

ネットで出港か否か分かったのに。

欠航と分かっていたら増毛でもっとゆっくりしたのに。

次の14:00発のフェリーは出るというので、それまでは羽幌で
時間をつぶさないといけない。

フェリーターミナル内にある観光案内所で情報を仕入れて
北海道海鳥センターへ。 

日本で唯一の海鳥専門施設で、天売島を中心とした調査・研究・保護活動を行っている。 

興味深かった展示は、天売島にいる海鳥に影響を与えている野生ネコについて。

捕獲した野生ネコの里親探しをしたり、飼い猫も避妊・去勢し
これ以上飼い主のいないネコを殖やさない・・・という取り組みをしている。

 さて、観光案内所の佐藤さんに教えてもらった おろろん食堂で昼食を。

佐藤さん、いろいろご親切に有難うございました。

軽いものはないなぁ。

ご飯少なくしてもらって私はえびいくら丼

え~、カレイの唐揚げまで付いている~。

普通なら嬉しいところだが、今夜の夕食を考えると、ちょっと重い。

しかし、これは杞憂に終わったのだが。

 

相方は えびつぶ丼 

さぁフェリーで焼尻島へ向かおう。

今宵の宿は焼尻島。

その前に天売島へ行く予定だったが、高速船の欠航で天売島は諦めた。

しかし、このフェリー揺れた揺れた。

港外へ出るやいなや揺れ出し甲板に立ってられない。

船室へ行くと相方が真っ青。

とうとう相方は焼尻島までの1時間、トイレにこもりっぱなし。

その夜の夕食も食べられなかった。

 


北海道-5(増毛にて)

2017年06月30日 | 旅-北海道

2017.06.09  オロロンライン(国道231号)を北上。

天気は晴れているが、風が強い。

 海が荒れれば走る車に波しぶきがかかるかもしれない・・・そう思う程、海のそばを走る。

断崖絶壁が続き眺めはすこぶる良い。

バス停の小さな建物。

バスに乗る人がどれだけいるのか?

しかし、道端では待てないでしょう。

この先、何か所かでバス停の建物を見かけた。

 増毛へやって来た。

なんか、雰囲気がある建物だなぁ。

この記事を書くにあたり増毛館の事をネットでくぐっていたら、
なんと改装して現在も宿泊可能になっていた。

ぼちぼちいこか増毛館

 今から250年前、江戸時代に漁場が開かれて以来ニシンの街として栄華を極めた増毛

さぞかし賑わったんだろうと想像させる建物群が駅前中心に残っている。

屋根瓦の1枚、1枚に家紋が彫りこまれている旧商家丸一本間家

日本点字図書館の創設者本間一夫氏の生家との事。

日本最北の醸造元國稀酒造もこの増毛にあるが、少々先を急ぐので見学はパス。 

 高倉健の映画STATIONの舞台になった駅前周辺。

風待食堂は映画の中で使われた名称で、今は観光案内所。

木造3階建ての宿、ここは泊まれないらしい。

 増毛駅を出るとこの光景が目の前に。

かつて賑わった時の光景を頭に思い浮かべる・・・結構好きです。

1921年に留萌本線 深川~増毛間が全線開通。

かつてはニシンや石炭を運ぶ貨物路線として栄えた増毛駅だが
利用客の激減で留萌~増毛間は、2016年12月に廃止路線となった。

寂しい光景だわ。

 何、これ?

 増毛でもっとゆっくりしたかったが、羽幌港発11:40の高速船で
天売島へ行かなければいけない。

 

 

晴天のオロロンラインは美しい。

以前2度、ツアーで通った事があったが、こんなに美しい道だとは思っていなかった。

一度は暮れかけた頃だったので、窓の外は何も見えなかった。

是非、ゆっくりと走ってみたいと思っていたのがやっと実現。