夕食は食事処で海鮮炭焼き。
カキなどそう好きではないので、自ら食べようとは思わない料理だけど、
結果的にこの先ず~っと続いた旅館料理とは違い物珍しく食事が進んだ。
残念ながら夕日は望めなかったが。
食事時間に合わせて丁度良い加減にいこっている炭火。
真夏なら暑いかも・・・。
もう一組のテーブル、到着が遅くなったのか、何度もスタッフが
炭火の様子を見に来ておられた。
手前には大きなホタテが乗っていたが、既に網の上。
カキが一人2つ、エビ、ハタハタ、ツブそれにハッカク・・・。
ハッカク、あまり食べた事はなかったが、脂がのり結構おいしい魚だった。
その後に泊まった宿2軒でもハッカクが出たので、これは北海道の魚なの?
ホタテが開いたら・・・。
外した片一方の貝殻の上で、塩辛風味のイカを焼く。
カキは平べったい方を下にして焼く。
これ、カキ小屋などでよく食べる人には常識かもしれないが
私は知らなかった。
左、甘エビ、ホタテ、タコの刺身。
右はサラダ。
デザートはフルーツ盛り合わせ。
洗練された盛り付け方だわ。
ウニが乗ったお吸い物、ウニ吸?
増毛の醸造元國稀(くにまれ)で。
冷酒用のグラス、高級な切り子だ。
手前はおしぼり受けで、これも凝っている。
失礼ながら、片田舎とも思えるこの地方でセンスの良い備品類。
いったいどなたが・・・?
この宿、元は町営の温泉施設だったが老朽化に伴い、100m程下に
「岩尾温泉あったま~る」を新設。
残されたこの施設を町内の建設業者が購入し、宿泊もできる施設として生まれ
変わったもので、感心している備品類は、そのご家族が揃えられたものだろう。
朝食にはイカ刺しや脂ののった鮭など。
隣のテーブルとはスクリーン。
茂尻島を眺めながらの朝食。
夕食も、朝食もおいしかった~。