1月始めの湯屋温泉から能登千里浜への旅をトレース。
いつでも行ける身なれど、ある条件があって、土・日の旅となってしまった。
飛騨川とJR高山線に沿って走る国道41号線は大好きなドライブルート。
いくつか鉄橋をまたぐが、列車と遭遇することはない。
一度ぐらい鉄橋を走る列車を撮ってみたいものだ。
まずは下呂温泉、旧国道41号線沿いにあるかばやへうなぎを食べに。
先客が一組。
11:00のオープンまで10分程待つ。
うな丼を注文。
注文を受けてからうなぎを焼き始めるのだろう、出来上がるまで15分程かかったかな。
ご飯は少なめにしてもらうが、うなぎは一匹分4切れ乗っている。
うなぎはやや焼き過ぎるぐらいだが、皮はパリパリで私は好き。
肝吸い、白菜の漬物もたっぷり。
これで2350円は安いんじゃないだろうか。
はぁ、第一の目的は達成。
湯屋温泉へ向かう目的は温泉を汲む事。
奥田屋に泊まった時、源泉を汲んで帰り、主に野菜をゆがくのに使ったが
浸透力が水よりも強いのだろうか、野菜が柔らかく茹で上がるのに驚いた。
アクもよく抜けるし、出しの代わりに使ってもよい味が出る。
我が家の台所にこの源泉は欠かせないものになってしまってる。
さすがに今回は泊まらない奥田屋の玄関先で汲むのははばかれる。
ニコニコ荘前の飲泉場で汲むが、これが間欠泉のようで非常に汲みにくい。
タダ同然で頂くのだから文句は言えない、有難く頂いた。
国道41号線を北上し高山を目指す。
冠雪した山塊は乗鞍だろうか?
高山に寄る目的はトラン・ブルーのパン。
土曜日なので行列が出来ていたら素通りかな・・・と、諦め半分で立ち寄ってみた。
う~ん、ガラガラ。
一番人気のクロワッサンも山積み。
今まで焼き上がりの時間が合わなくて買った事のなかったクロワッサンも買えた。
高山清美道路から東海北陸自動車道に乗り北上。
五箇山辺りはチェーン規制があったが、道路は乾いていてノーマルタイヤでも問題無し。
氷見インターで下りて能登半島を横断して羽咋へ。
再び休暇村能登千里浜で泊まる。
1000円割引券があったし、得々プランで土曜日でも@10800円。
ただし部屋は山側。
海側の部屋でも松林に遮られ海は見えないから山側の部屋で充分。
山側という事だが実際は駐車場側。
食事も前回と同じ内容だが、この日は土曜日とあってほとんど満室に近い。
団体客も数組。
レストランも大混雑。
同じ料理でも前回とはわずかに違う。
甘エビも子持ちではないし・・・。
19:30からロビーでハーモニカの演奏会が催された。
男性の武藤次郎先生が率いるハーモニカエコーズはくい の面々が
懐かしい曲を奏で、観客が合唱する。
雨の外苑 夜霧の日比谷~
東京の灯よいつまでも、これを歌った新川二朗さんは隣町宝達志水町の出身と聞いた。
土曜日の19:00過ぎ、家庭の団らんより私達のために時間を割いて、
懐かしいあの頃を思い出させて下さり、有難うございました。
楽しいひと時でした。
温泉はいい。
かすかな塩味、海藻のような硫黄臭がし、体をなでると細かい泡を
はらったようなぬるぬる感がする。
泡が付いているのか、目では分からないが、湯が新鮮だからかな?と思う。
特に露天風呂の3つのつぼ湯は、湯船の中からも熱い湯がどんどこ入り
いつも湯船からあふれ出ている。
3つの湯船は温度差が設けられ、手前がぬるく、一番奥が熱い。
私は真ん中の楕円形の湯船が、足を延ばせるので一番好き。
左熱湯、右端はぬるい。
朝食は前回よりいいと思った。
そして大好きな車麩のフレンチトースト。
マーマレードかけて、粉砂糖ふって3枚もいただきました。
休暇村能登千里浜、いいですよ~。
チェックアウトし、休暇村から20分ほど走り、金沢港いきいき魚市へ。
お目当てはカニ。
2日間程海も荒れていないようなので、きっとカニの水揚げはあるだろうと。
冒頭で書いた条件とは、前日、前々日の海が穏やかな事。
天候が荒れれば漁には出ないので、カニの水揚げはなく、
生簀のカニを買わなくてはいけない。
どうせなら新鮮なとれとれのカニが欲しい。
カニを絡めた旅は、風速をチェックして旅行日を決めるのです。
小松インター辺りから見えた白山。
うなぎ、温泉水、パン、カニ・・・おいしいもの満載の旅、やめられません。