一夜明け北上駅発5:42の列車で盛岡へ向かう。
当初の予定では北上線で横手へ出て、大曲経由し角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗り
鷹ノ巣から青森へ出る予定だったが、諸事情でこの計画はボツになった。
北上発5:42---盛岡着6:32 盛岡発6:54---新青森着7:56
盛岡からは東北新幹線で新青森まで。
新幹線が3列車並んでいる。
私が乗るのは手前の「はやて93号」、なんとグランクラス車両連結のE5系。
通勤列車になるんだろう、「はやて」なのに1~7号車まで自由席。
グランクラスの10号車は営業無しで、乗りたくても乗れないし、見れない。
新青森で去年も使った「津軽フリーパス」2000円を買い、黒石行きの弘南鉄道に乗る。
田園風景の中、扇風機が回る電車に揺られ「津軽尾上」を目指す。
平成の大合併で、尾上町、平賀町、碇ヶ関村が一緒になり平川市となった。
新屋、古遠部、秋元(廃業?)・・・そうそうたる温泉を抱えた所だ。
駅前に大きな看板があり、これを見るとかなりの観光地があるようだが、
とりあえず猿賀公園を目指して歩く。
盛美館を模した交番
リンゴも色づきはじめて
尾上総合支所付近で立派な蔵に出会ってちょっと驚く。
黒漆喰に優雅なコテ絵が描かれた蔵で、草引きをしておられた婦人に話を伺うと
少し離れた金屋地区にほもっと多くの蔵が建っていると言われる。
盛美園と猿賀公園のハスを見るのだけが目的で訪れた尾上町、
何かもっと凄いお宝がありそうで、嬉しい誤算。
民家の庭もきれいに手入れされていて、歩いていても楽しい。
左上の塔は尾上総合支所
↑ にも驚いた。
生垣が美しい。
木曾五木の一つ「さわら」の生垣だぁ。
我が家辺りでは「さわら」の生垣なんて見かけない。
手入れは大変だろう。
尾上町での滞在時間は4時間ほど。
これでは見きれない、明日も来なくちゃいけないかも・・・と、心わくわくさせながら
猿賀公園を目指す。