日本秘湯を守る会の宿でもある不忘閣。
スタンプ帳に押印してもらうには、電話予約でないといけない。
宿のサイトから予約できるのに、それでは押印不可らしい。
面倒くさい、なんで?
暖かくて広々としたロビー。
以前はこの階段を上がった不忘庵の一室に泊まったが、この階段の上り下り、結構大変だったので、今回は1階に4室ある西別館で予約。
入り口を入ると右手にウォシュレットのトイレと広い洗面所。
洗面台は広くて使いやすいが、アメニティ類は最小限。
部屋は10畳の和室と寝室になる洋室。
広縁はなく、椅子やテーブルセットもない。
チェックイン時、すでに布団が敷かれ、横には有料飲み物が入った冷蔵庫。
この掛け布団が重かった~。
朝食時に布団は片づけられ、布団が敷かれていたスペースは畳敷きの小上がり風。
部屋からは青根御殿が望まれる。
朝食後の8:50から青根御殿案内ツアーが開催されるが、前回見たので今日はパス。
食事処になった金泉堂の1階にくつろぎ処が設けられ、風呂上がりにちょっと休憩。
なんと太っ腹な。
そういえば、忘れていたけど前回泊まった時にも驚き、喜んだものだった。
いただきました!ぐぃ~っと。
味噌田楽、餡ドーナッツ・・・酒のアテも置かれ。
ドリップコーヒーやお茶もここで一晩中頂ける。
部屋のポットは電気ポットではなかったので、持参したドリップコーヒーは淹れられなかったが、ここで何杯かコーヒーを頂いた。
食事した金泉堂の2階にある洒落たコーナー。
年代を重ねた椅子などが置かれていて思わずカメラを向けるが、座り心地はきっとよくないだろう、座ってみようとは思わなかった。
金泉堂の1階にかつては使われていただろう部屋が何室もあるが、今は客室としては使われていない。
マッサージチェアが置かれた部屋が2室もあった。
天井と窓ガラスの意匠に見とれた。
古いものも素晴らしいインテリアになっている。
風呂場にあった新年飾り。
料理、風呂は実に素晴らしい。
布団が重い、ゴミ箱は小さなもの1つ、椅子とテーブルセットがあれば・・・部屋の快適さには少々欠けるものがあるが、
温泉とおいしい料理でこれらの不満は宿の名の通り忘れてしまい、又泊まってみたくなる。