串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

高台寺にて太夫道中

2011年10月06日 | 京都

10月6日は、北の政所ねね様の命日で、毎年この日に
京都高台寺にて「北政所茶会」が開催される。

お茶会の参加費は10000円らしいが、私はカード会社の招待券が当り無料。
ただし、本堂で行われる「太夫茶席」のみの参加。

お茶席、どうでもいいんだけど、9:30~の太夫道中が見たかった。

9:30太夫の一行が、お出ましに。

右は振袖太夫(太夫の見習い中)、左は司太夫。

頭の重さは3キロあるという。

振袖太夫のかんざしは華やか。 

禿(かむろ)の先導、男衆は傘を差しかけ、本堂までの道中。 

 

 振袖太夫の着物、打ち掛けは振袖。

 

 一行はめったに使われない勅使門から本堂に入る。

片方で2キロの重さがある三つ足という下駄。

独特な内八文字という歩き方。

その足の運びを写したかったが、これは難しい。

司太夫さんの髪型はかご島田。

少々、歳はとっておられるが、総重量30キロもの衣装を身につけ
堂々と進まれる司太夫さんに、プロの姿を見る。

司太夫さんは、この島原の太夫文化を発信しようとブログを書いておられる。

ほんの少し色づきが始まった紅葉。

本堂には、すでに多くの観客が集まっていた。

ほとんどが着物姿の女性達。

一番偉いお坊さんが席につき、献茶のお手前が始まる。

献茶の後、我々一般客にも茶がふるまわれるのだろうが、
あまりにも多くの人、順番はいつになるか分からない。

太夫の姿を拝見して私は高台寺を後にした。


この記事についてブログを書く
« 瓦蕎麦 | トップ | いもぼう平野屋本店 »

京都」カテゴリの最新記事