串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

貴船の床

2011年07月16日 | 京都

「蓮の寺」ともいわれる「法金剛院」へ行きましたが、蓮にはちょっとがっかり。
その後、予約しておいた貴船の床へ。

京都の市内の車の多さにうんざりしながら貴船へ。

去年も行った鳥居茶屋の真々庵で懐石を・・・。

先附は、ハモの押し寿司。
山椒が香り、ハモも柔らかくおいしいのだが、結構、大きい。

小鮎だろうか、小魚の佃煮は甘過ぎず柔らかくておいしい。

味噌がかかる枝豆をい込んだお団子。

なんだか、先付けからお腹いっぱいになりそう。

ちょっと分かりにくいですが、お刺身は鯛、マグロそれにハモの湯びき。

ハモと卵豆腐のお吸い物。

祇園祭りは別名「はも祭り」ともよばれ、この季節、京都や大阪では
ハモ料理は欠かせない。

私はハモ大好き。

天ぷらにフライ。
ハモの皮はきゅうりもみに、ハモの子は煮物に・・・。

とろろがかかった豚の角煮。

とろろのの中の芥子の黄色が見た目をひきたて、その濃度もとろろとぴったり。

 

義経さんをめくると二段重。

下のお重には黒ゴマ豆腐。

ゼリー状のものがかかり、たっぷりな量。

涼しげに盛られた鮎の塩焼き。

これこれ!
お口直しのメロン。

メロンの中、おだしに漬かったナメコ、ミル貝、韓国風のお餅。

きれいに食べました。

一束ぐらいの量の素麺。
温泉玉子と甘く煮たしいたけ添え。

素麺の上は山椒の実。

もうお腹いっぱいなのに、鯛茶漬けが。

お茶漬け嫌いな私は、そのまま食べましたが、鯛は佃煮風に甘辛く煮てありました。

ふ~、デザートは桃の缶詰・・・?
シロップ煮でしょうね。

ふ~、おいしかった。
それに、床はほんとに涼しい。

去年は梅雨も明けない6月だったので、寒いぐらいでしたが、
今年は、食べ終わる最後まで暑さを感じず、さすが平安貴族も
避暑に訪れた所だと納得しました。

お腹いっぱいになり、車を置かせてもらったまま、貴船神社まで腹ごなしに・・・。

木々の緑に灯篭の朱が映えます。

貴船神社の境内は七夕の笹飾りがいっぱい。

七夕といえば7月だが旧暦では8月6日。

祇園祭の宵山が始まったこの日、平日にもかかわらず貴船は多くの
人出があり、ちょっと驚きました。

鳥居茶屋の仲居さんも、「明日、あさって(15、16日)は、お客さんもいっぱい。
今日で良かったですよ・・・。」と、言われる。

暑い夏の京都が一番賑わう時でしょう。

 

 


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