「蓮の寺」ともいわれる「法金剛院」へ行きましたが、蓮にはちょっとがっかり。
その後、予約しておいた貴船の床へ。
京都の市内の車の多さにうんざりしながら貴船へ。
去年も行った鳥居茶屋の真々庵で懐石を・・・。
先附は、ハモの押し寿司。
山椒が香り、ハモも柔らかくおいしいのだが、結構、大きい。
小鮎だろうか、小魚の佃煮は甘過ぎず柔らかくておいしい。
味噌がかかる枝豆をい込んだお団子。
なんだか、先付けからお腹いっぱいになりそう。
ちょっと分かりにくいですが、お刺身は鯛、マグロそれにハモの湯びき。
ハモと卵豆腐のお吸い物。
祇園祭りは別名「はも祭り」ともよばれ、この季節、京都や大阪では
ハモ料理は欠かせない。
私はハモ大好き。
天ぷらにフライ。
ハモの皮はきゅうりもみに、ハモの子は煮物に・・・。
とろろがかかった豚の角煮。
とろろのの中の芥子の黄色が見た目をひきたて、その濃度もとろろとぴったり。
義経さんをめくると二段重。
下のお重には黒ゴマ豆腐。
ゼリー状のものがかかり、たっぷりな量。
涼しげに盛られた鮎の塩焼き。
これこれ!
お口直しのメロン。
メロンの中、おだしに漬かったナメコ、ミル貝、韓国風のお餅。
きれいに食べました。
一束ぐらいの量の素麺。
温泉玉子と甘く煮たしいたけ添え。
素麺の上は山椒の実。
もうお腹いっぱいなのに、鯛茶漬けが。
お茶漬け嫌いな私は、そのまま食べましたが、鯛は佃煮風に甘辛く煮てありました。
ふ~、デザートは桃の缶詰・・・?
シロップ煮でしょうね。
ふ~、おいしかった。
それに、床はほんとに涼しい。
去年は梅雨も明けない6月だったので、寒いぐらいでしたが、
今年は、食べ終わる最後まで暑さを感じず、さすが平安貴族も
避暑に訪れた所だと納得しました。
お腹いっぱいになり、車を置かせてもらったまま、貴船神社まで腹ごなしに・・・。
木々の緑に灯篭の朱が映えます。
貴船神社の境内は七夕の笹飾りがいっぱい。
七夕といえば7月だが旧暦では8月6日。
祇園祭の宵山が始まったこの日、平日にもかかわらず貴船は多くの
人出があり、ちょっと驚きました。
鳥居茶屋の仲居さんも、「明日、あさって(15、16日)は、お客さんもいっぱい。
今日で良かったですよ・・・。」と、言われる。
暑い夏の京都が一番賑わう時でしょう。