串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

盛岡から北上へ-1

2008年08月13日 | 旅-東北

盛岡の朝、ホテルの前を流れる北上川沿いを散歩しました。

季節の花が咲き乱れています。
バラもまだきれいに咲いているし、芙蓉の花が満開。

右端に見える茶色の建物が泊まった「ホテルルイズ」です。
アーチ型の橋が、開運橋。

ここは、「開運橋花壇」。

天気が良ければ前面に大きな岩手山が見えるのですが、
あいにくの曇り空、山すそさえ見せてくれませんでした。

ベゴニアの後ろは、花が終わった菖蒲。
花開いている時は、さぞかしきれいだったでしょう。

ホテルの前の並木には、盛岡らしく鉄の風鈴が、
爽やかな音色を響かせていました。

さぁ、朝食としましょうか・・・。


さんさ踊り

2008年08月12日 | 旅-東北

若柳金成インターから東北道に乗り、水沢インターで降ります。

夜通し走って来た疲れを温泉で癒そう・・・と、
永岡温泉「夢の湯」へ向かいました。

ゴルフ場の中の温泉ですが、ゴルフ場とは別に
立派な日帰り温泉施設の建物があります。

湯船は、大小2つで露天風呂はありません。
湯温は、どちらも同じで、もう少しぬるければ
ゆっくり入っていられるのですが・・・。

しかし、加熱・加水・循環無しのかけ流し。
つるつる、すべすべなかなか良い湯でした。

この旅行で初の温泉。
そして、この日は、ここ1湯だけ。
はぁ、温泉たまこの名前返上しなくちゃ・・・。

水沢インターへ戻り、盛岡インターを目指します。
いよいよ、盛岡に到着。

盛岡の泊まりは、駅に近い「ホテルルイズ」。
昨年も北海道の帰途に泊まり、無料の朝食が良いのと
眺めも良いので、気に入っていたホテルです。

さぁ、「さんさ踊り」見物に出発です。

少しはりこんで有料観覧席のチケットを買っていました。
場所取りの為に早くから会場へ向かう必要はありません。

しかし、ちょっとがっかりしました。
最前列なのは良いのですが、パレードが通る車道からは遠いのです。
おまけに、前方には手摺が・・・。
この手摺が写真に写り込みます。

始まるまでに、どこか別の場所で・・・と、探しましたが、
すでに人垣は3重4重に・・・。

あきらめて、観覧席に座る事にしました。

さぁ、始まり、はじまり~。

http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=FsrFdgg95_GKUTAF6Eq.PMq82Bx_Rii0DPOedPVAcakhgb2QnXjkKix&logoFlg=Y


http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=zZrFdgg95_GKUTAF6Eq.PMq82Bx_RiihDPOedPVAcakLg9URgWCkKix&logoFlg=Y

↑別ウインドウで動画が開きます。

昼間、雨だったので開催が危ぶまれましたが、
この方達の熱気が雨を追いやったのでしょうか。

18:00から2時間程、世界一の太鼓パレードが続きますが、
「もう、ええやろ、帰ろう!」と、ダンナがせっつきます。

そうですね、夜通し走ってきたもんね。

なんだか、消化不良の私。

 

 


登米市にて

2008年08月11日 | 旅-東北

前夜21:00に自宅を出てから13時間。
東北道築館インターで降りました。

少々、時間がかかり過ぎました。

途中、危うく覆面パトに捕まりそうだったのを
優秀な助手(私)のお陰で難を免れました。

目指すは、登米市。
宮城の明治村と呼ばれ、以前から行きたかった所です。

途中、伊豆沼や内沼で「はすまつり」開催中の
のぼりを見つけ、寄ってみる事に・・・。 

栗原市・・・。
最近、何度も聞いた地名です。

すっかり忘れていました。
「駒の湯温泉」の生き埋めになられた方は
見つかったのでしょうか・・・?

小船に乗ってハス見物をしたかったのですが、
先を急ぐ身、そうもしてられません。

 

登米市にやってきました。
見たかったのは、旧登米高等尋常小学校

明治21年に建てられ、昭和54年まで使われていたという。

木造2階建て、教室の両面は、ゆらゆら揺れるガラス窓。

真ん中に白いペンキで塗られたバルコニーがあり、
中庭での集会時、ここに校長が立ち訓示したという。

裁縫室兼講堂。

昭和18年に、現状のような教室に変えられ、畳76枚を敷いて、
礼式演習場としても利用されたらしい。

戦争末期、単に礼を教える場だけでなく、
児童達の心理的動揺を考慮した・・・という案内板があった。

懐かしいミシン。
このアイロンは見た事がないなぁ・・・。

ミシンが置かれているのと反対側で、床の間に違い棚と
礼儀作法を教える場になっている。

 

大正5年から昭和14年まで、チャイムとして使われた半鐘。

バルコニー1階部分から中庭を眺めると・・・。

校舎の右側面と背面。

芝生の広場を挟んで建つ現役の校舎。

この新校舎には、何か大きな特徴でもあるのだろうか?

外から見るだけでは分からないが、
重要文化財に指定され、今も優美な姿を
残す旧校舎とは落差があり過ぎるような気がする。

明治と現在、教育にかける熱意の差を感じてしまう。

他にも見たい所はあったのですが、とっても暑いのです。
それに、車で待つダンナの渋い顔を想像すると
ゆっくりもしてられず、又、いつか来ようと思い、登米を
後にし、再び東北道のインターを目指しました。



 


 

 


芸能まつり(他の催し物)

2008年08月10日 | 旅-東北

北上芸能まつりと書いていましたが、
正確には「みちのく芸能まつり」です。

毎年、8月の第一土曜日から3日間開催され、中でも、
2日目は多くの芸能が一堂に見られ、多いに盛り上がります。

パンフから抜粋して・・・。

日本の民俗芸能を代表する「鬼剣舞」「鹿踊」「神楽」
「田植踊」など、100余団体が一堂に会し、街のあちこちで
芸能が演じられるこの祭りは、民俗芸能の祭典としては、
質、規模共に他に類を見ません・・・。

実際、目の前で繰り広げられる鹿踊などを見ていると、
単純な太鼓の音色と舞の中に、魂がゆさぶられる思いがしました。

北上市への到着が遅くなってしまったので、
午後の公演は、少ししか見れなかったのが残念でした。

来年も是非、見に行きたいと思っています。

鹿踊ばかりアップしてきましたが、「川口のきつね踊り」と
鬼剣舞(どこのだったろうか・・・?)も見て下さい。

暑い中、一生懸命踊る子供達。
彼女、可愛かったですよ~。

http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=V8rFdgg95_GKUTAF6Eq.PMq82Bx_RiiDDPOedPVAcZklC94VoebkKix&logoFlg=Y
↑きつね踊り(別ウインドウで動画が開きます)

こちらは、鬼剣舞の始まり、はじまり~。

鬼剣舞は、札幌、東京、京都からも参加がありました。

皆、同じように、腰には四角いもの。
そして、小さな、まるで人形の着物のような物を付けています。

この2つが何なのか・・・?
不思議に思って聞いてみました。

武士が座る時、着物が汚れないようにゴザを腰に付け、
脱いだ羽織を腰に巻いた・・・。

ゴザは、きれいな布で覆われ、舞には大き過ぎて
じゃまになる羽織は、小さな着物に変わった・・・と、いう事でした。

http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=W9rFdgg95_GKUTAF6Eq.PMq82Bx_RiiEDPOedPVAcZkmEVYPncFkKix&logoFlg=Y
↑鬼剣舞(別ウインドウで動画が開きます)

北上市では、JR北上駅横のホテル「メッツ北上」に泊まりました。
ツインの部屋がとれなくて、シングルx2部屋でした。

1階に中華料理の店があり、夕食は手早くそこで済ます事に。

五目麺ですが、安くておいしかった~。

麺は、私好みの細麺。
黒いものは、しいたけですが、なんと甘く煮てあるのです。

北上市・・・良かったです。

旅の始まりは、盛岡の「さんさ踊り」ですが、
一番、良い印象が残った北上市の「みちのく芸能まつり」
からアップしました。

明日は、盛岡の「さんさ踊り」です。

 


鹿踊り(終わり)

2008年08月09日 | 旅-東北

JR北上駅西口の広場でも、鹿踊りや鬼剣舞が披露されています。

泊まったホテル、メッツ北上の部屋から眺めました。

18:00からの民俗芸能大パレードが始まりました。

駅前から真っ直ぐ延びる道路が会場となり、
各団体が続々と行進してきます。

うっ、この白い衣装をまとった一群は・・・?

「早池峰しし舞」です。
白いモノは、和紙を細長く切ったもので
激しい動きの中でちぎれて、ひらひら舞います。

和紙と書きましたが、和紙ではありませんでした。
ドロノキという樹木をカンナで削り造られたモノです。

しかし、よく、こんな真っ直ぐに削れる事。

ドロノキ

舞の様子は↓の動画で。
(別ウインドウが開きます)

http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=X.rFdgg95_GKUTAF6Eq.PMq82Bx_RiiFDPOedPVAbikMeVP4LAgkKix&logoFlg=Y

 


鹿踊り(続き)

2008年08月08日 | 旅-東北

こちらは、花巻市の「皆白行山流上ノ山鹿踊」です。

http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=tTxcQpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosr7NOmVXY2jkCig93NielFQs&logoFlg=Y
↑別ウインドウで動画が開きます。

芝生の上で舞われました。
見物人は、多くはありません。
写真を撮るには絶好!

お疲れ様でした。
暑かったでしょう。

この後、3番ほど舞われますが、私は会場を
後にして、ダンナが寝ているホテルへ向かいました。

この日は、18:00から民俗芸能大パレードが
駅前の道路を通行止めにして開催されます。

それに備えて、早い目の夕食をとらなくちゃ・・・。


 

 


鹿踊り

2008年08月08日 | 旅-東北

鹿踊りの動画です。 動画はこちらへ

北上芸能祭りは、8月第1週の土・日・月の3日間開催され
中でも2日目が一番充実した1日のようです。

その2日目に合わせて北上市に宿をとりました。

午後13:00~16:00まで「詩歌の森公園」では、
10団体による鹿踊りが披露されました。

この鹿踊りは、金ケ崎町の「行山流都鳥鹿踊り」です。

ストーリーがあり、女鹿を争奪しようとするのを
守る・・・そんな話でした。
違っていたらゴメンナサイ。

かなり怖い鹿のお面です。

暑いでしょうね。
見ているだけでも暑い1日でしたから・・・。

雌鹿役を演じていたのは、この少年。

おじいさんも一緒に踊っておられるようです。

ご苦労様!


 


帰ってきました

2008年08月08日 | 旅-東北

東北夏祭りおっかけ旅から、今日の未明に帰ってきました。

盛岡のさんさ踊りは開催されるだろうか・・・?
これが気になっただけで、本当に天候に恵まれました。

あまりにも良い天気に急遽予定を変え、
八幡平や八甲田を散策しました。

ダンナは、秋田の竿燈が良かったようです。
私は、北上市で行われた芸能祭りでしょうか・・・。

おいおいアップしていきますが、帰着の報告に
北上芸能祭りでの「鹿踊り」の1枚を・・・。

 

 


奈良(あれこれ)

2008年08月01日 | 旅-関西

奈良公園の中にある「江戸三」という旅館です。

奈良ホテルにしようか、江戸三で泊まろうか迷いましたが、
泊まりは奈良ホテル、夕食は江戸三で・・・という事になりました。

江戸三は、各部屋が離れの形式で、↑は、さしずめ
フロントでしょうか?

 

 

奈良公園の雰囲気を壊さないような趣のある建物が点在します。
これらが、「江戸三」の部屋です。

国立公園に指定される前に建てられたので、
宿としての営業も可能なようです。

こんな部屋で食事できるのか・・・
楽しみにしていたのですが・・・。

案内されたのは、厨房に隣接するこの建物でした。

 

部屋は、こんな感じです。

 

 

奈良ホテル本館での写真です。




奈良にて

2008年08月01日 | 旅-関西

浮見堂です。
ここまで来た事は、あっただろうか?
初めて見るような気がします。

あまり好きではない百日紅ですが、このピンクはいいなぁ・・・。

荒池越えに奈良ホテルの屋根が見えます。

江戸三で夕食をとり、タクシーで薄暮の若草山へ。

若草山から見る奈良市街です。
向こうに見える山は、生駒山。
生駒山を越えると大阪。

東大寺南大門です。
夜遊びしてる鹿、見えますか?

平城京の朱雀門です。
6年の歳月と莫大な費用をかけて、竹中工務店を
中心に施工、再現されたのですが、作り物では、
風格は感じられません。

平城京は、広いです。
その平城京の真ん中を横断するように
近鉄奈良線が走っています。
夕闇の中を走る電車を見ていると、
ふっと銀河鉄道を、連想してしまいました。

このような広大な土地が、宅地などにならず
よく残されたものだと思いますが、そこには
何度かの国民的保存運動があったおかげらしいです。

http://www.1300.jp/heijyou/2008/03/post-6.html

2010年の平城遷都1300年に向け、大極殿正殿も建設中とか・・・。

作り物ばかり並べて、観光客は呼べるでしょうか?
箱物行政だなぁ・・・。

平城京の北部にある遺構展示館は、
なかなかおもしろいのですが・・・。

今晩から東北へ向かいます。

盛岡の「さんさ踊り」から始まり、北上の「芸能まつり」、
青森の「ねぶた」、秋田「竿燈」を見物し、
白布温泉「山の季」で締めくくる
6泊7日(うち車中泊1)の旅に出ます。

帰って来るのは、8月7日になります。

では、しばらくの間、さようなら~。