白水ダムから次の目的地「明正井路第一拱石橋(めいせいいろ第一こうせききょう)」へ
行くのに手こずってしまった。
県道8号線へ出たいのだが、林道のような道に迷い込みなかなか抜けられない。
やっとこさ県道8号線へ出てしばらく走ると突然目の前に。
これだ
通称「六連水路橋」とも呼ばれ、石橋の水路橋としては日本一の長さを誇り、
今も現役で水を送り続けている。
その水、今では使われていない・・・という記事もあるのだが
広い駐車場に車を停め仰ぎ見る。
明正・・・という名は、明治と大正の時代に計画・竣工したかららしい。
下を流れる緒方川は、深い青碧(せいへき)色で美しい。
田んぼの方から水路面に上がれる。
水路は直角に曲がり流れ去って行く。
長さ78m、高さ13m、幅2.8m、多くの先駆者達の努力によって大正8年完成。
1連のアーチ下に2車線の道が通り、車の往来も多い。
先駆者達は、健在ぶりを誇りつつ、この光景に目を丸くしている事だろう。
美しい造形物を有難う。