木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

走法を変えて、昨日ここ最近では珍しく筋肉痛になり、消炎剤のスミルスティックを塗った

私には恵みの雨となりました。

同じく昨日シャンプーをしたこの子はちょっと退屈そうです。

さて、有機溶剤とは辞書によると炭素・水素・酸素の化合物で……ベンゼン環とエステルとか……

高校時代に全く理解できなかった化学用語続きますが、

要するに、体にも環境にもよくない独特のにおいのするシンナー類のことです。

塗料の薄め液や使用後の刷毛の洗浄に使います。

一方、炭素を含まない水を溶剤として用いることも出来ます。

従来では有機溶剤を使う塗料は品質がよくプロ向け、水で薄めるものはアマ向けと言う印象です。

しかし、最近環境への配慮か、水性塗料がずいぶんと進化しているようです。

何せ、使用後そのまま排水に流せるというのはいいことです。

そこで私もペンキもウレタンも水性塗料に切り替えることにしました。

重ね塗りすること4回、その過程をご覧ください。

下地調整済み。

最初は黒。

次は白。

次はクリーム色。だいぶぼってり感が出てきました。

仕上げは深緑。

妻に言わせると「センスないね。重ね塗りの順番が違うでしょう?」

いや、私はこれでいいと思うのですが、皆さんのご意見をお聞かせください。

ちなみにこの後、いわゆる「アンティーク加工」とか「ヴィンテージ仕上げ」

つまり、新品の完成品をペーパーやたわし、金物などを使って使い古した感を出すつもりでした。

しかし、昭和生まれの悲しさか、せっかく仕上げかんな、ペーパーで下地調整をしたものを

わざわざ傷つけることが私には出来ません。

柔らかいパイン材です。

使っていけば自然といい生活痕(せいかつこん)が出てくるでしょう。

またこの材自体がもともとフロア材として使われいたもので、

ペンキの下には埋め木や欠けの部分が隠れていますが、それもやがては出てくるでしょう。

 

それでは今日も元気に行きましょう。



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