木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩時の気温は24度ですが、蒸し暑い感じです。

5日ぶりにロード練習に出たのですが5~10㎞で雨に降られました。

でも、60㎞乾燥できてよかったです。

さて、昨日は8:30より作業開始。

まずは雨養生していたトタンなどを外して、落ち葉などを掃除します。

桁の墨付けから始めます。

この桁、2本を繋ぐのですが、厚みは同じ105㎜でも、成(せい・高さ)が違います。

その場合は上端をそろえた方がいいと訓練校の先生に教わりました。

また継手も台持ち継ぎではなく、鎌繋ぎが適切と助言をいただきました。

この桁、さらに上端と下端では、ほぞ穴が違います。

墨付けをしている目の前が、実物なので、何度も曲尺で確認しながら作業です。

前夜に研いだかんな、喜之助なんとかつかいものになりそうです。

がんばったところが実際に現場で確認できるというのはいいことです。

それからやはり目が楽です。

墨線がにじまない、二重に見えない、作業が楽です。

今回の桁には、主屋の梁との結合はこのような金物を用います。

2本の桁を何度もひっくり返して、

また明治時代の古いほぞの寸法を測り、それを新材に移します。

午前中何度か通り雨に見舞われ、作業中断もあり、

午前中はこの2本の墨付けと1本の柱を刻みました。

お昼は、土鍋でご飯を炊いてからになるので少し時間がかかりました。

14:15午後の作業開始。

まずは午前中に墨付けした桁に金物で接合するのですが、

この画を見る限り、くさりもなく接ぎ木しないで大丈夫そうです。

午後は加工ですが、前日訓練校で研いだ小がんなを早速使います。

小気味いい切れ味です。

午後も雨がパラパラ来て、刃物や電動工具が濡れないように

配慮しながらも作業が進みました。

丸ノコが、定規を当てているのに曲がる感じがします。

原因はここでした、調整プレートが下側が少し開いているのがわかりますか。

夕方5時の時報放送を聞きながら、手間への4本目の柱をかけやで叩き込んで

本日の作業終了。

新しい柱が3本しか見えない?

ほら4本あります、手前2本が45㎝と間隔が短くなっています。

この後、片付け、入浴、洗濯を済ませ、6時40分に帰る準備は整いました。

ところが、ブログでは書けないような大きなミスをしてしまい

出発が1時間も遅れてしまいました。

それでも1日作業をして、自分の技能が上がっていることが、確認でき

とても充実した1日でした。

それでは今週も元気に行きましょう。

 

 

 



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