MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

サヨナラ国立競技場

2013年09月10日 | まち歩き

東京オリンピック・パラリンピック2020の開催が決定し、日本中が喜びに湧きかえっていますが、既に解体・改修が決定しているスポーツの聖地である国立競技場の特別展「SAYONARA 国立競技場」を先日インカレの応援を兼ねて出かけてきました。

日本の数々のスポーツの歴史が刻まれている国立競技場には、前回のオリンピックの開会式での想い出や東京マラソン、サッカー・ラグビーなどの熱戦の大舞台は、懐かしい想い出が一杯である。

特別展は競技場内にある秩父宮記念スポーツ博物館で開催されており、館内には半世紀にわたる想い出のシーンや記念の物品が飾られていました。

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入口には、東京五輪での聖火台への点火シーンや歴史的な瞬間や感動シーンが映像で映されており、あのシーン・このシーンが懐かしく甦っていた。

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競技場の聖火台近くには行けなかったが、館内にはレプリカが陳列されています。
当時の鋳造技術の素晴らしさを感じます。

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館内には、日本の古代スポーツから歴代のオリンピックの資料や記念品が陳列されていますが、一番興味を惹いたのが東京マラソンや世界陸上選手権、ラグビーW杯など直接間接に関係もあったので実に懐かしい想いでした・・・

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解体後5年後に完成が予定されている新国立競技場の模型が陳列されていますが、そのデザインを見ながら東京オリンピック2020の開会式の様子を夢見ていました。
同時に東京オリンピック1964のポスターを見ていると、その感動シーンと重複して新スタジアムへの期待が拡がってきました。

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東京オリンピック1964の賞状やメダルも見られました。

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また、ゴールドメダリストのQちゃん(高橋尚子)や野口みずき選手のシューズも保存されていますが、どちらもASICSでしたね・・

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博物館前には、勇壮な「御者像」が見られますが、説明によると古代オリンピックで行われた馬車競技での御者の姿だそうです。

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博物館を出て競技場周辺にある多くの記念像を巡ってみました。
東京体育館側の明治公園には、近代オリンピックの祖であるクーベルタン男爵とJOC初代会長の嘉納治五郎氏のレリーフが向かい合って立てられています。
また明治公園内には無数の石が並んでいますが、すべて番号が振られており改装時には撤去されて改装後に再度設置されるのでしょうか?

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メインスタンドの正面玄関の壁には、東京オリンピック1964のマークと共に、優勝者の名前が刻まれていますが、これらの保存もどうなるのか気になりますね・・・

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正面玄関の両側には、「健康美」、「青年の像」が飾られており、スポーツは「美と力」が表現されると言われているが、スポーツを題材にしてのスポーツ・アートも躍動感があって面白いですね

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国立競技場で観たり走ったりした数々の感動の想い出が甦ってきたが、7年後の感動がどんな形で味わえるのだろうかと、今からワクワクしてきます。

コメント (4)
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