駒沢オリンピック公園を後にして、目黒区みどりの散歩道「呑川駒沢支流緑道」を歩き、都立大学駅方面へと進むが、住宅街にある呑川の支流の暗渠の上に出来た散歩道のようですね。
衾橋跡の説明版によると、過って衾村があったところで「村の地形が衾という夜衣の形に似ているとか・・・牛馬の飼料である衾の産地だった・・・」の由来が記されていましたが、歴史の散歩道となっています。
サクラの季節には、都内有数のお花見スポットになっているそうで、狭い道ながら古木の桜の太い根っこが長く延びる桜並木が続きます・・・来年の桜シーズンが楽しみです。
約10分で呑川本流緑道に入ると道幅も広くなり都立大学駅へと続きます・・・
本流の緑道の桜並木も支流緑道に比べて、２列となり花見の時期にはどれほど賑わうのでしょうか？今の時期は名前の通り緑豊かなお散歩コースでした。
その先にある八雲氷川神社に立ち寄ってみると、衾村の鎮守様だそうで秋の例大祭が終わったばかりで、後片付けが行われていたが、剣の舞や太鼓演奏は必見の素晴らしい伝統の演技で大変な賑わいだったと聞きました。
さらにループを描くような呑川・柿の木坂支流緑道を経て駒沢通りを進み、目黒の名刹と言われる祐天寺へと向かった。
祐天寺には、多くの重要文化財などが多くあり、駒場通りに面する古びた山門をくぐると、仁王門や地蔵堂、阿弥陀堂など並び歴史の重さを感じていました。
仁王門には、前面と背面に二体づつの仁王像が見られましたが、迫力ありますね～
門の上方蟇股には、十二支の動物の彫刻が並び各方位を表しているそうで、門の左側には丑と寅が見られ北東の方角から観ているようです。
阿弥陀如来が安置される阿弥陀堂や地蔵菩薩像の地蔵堂にも由緒ある造形が見られ、じっくりと拝観して本堂に参拝。
他にも史跡散策路や累塚など興味ある文化財を見て回り祐天寺を後にして、次の目的スポットの目黒埠頭へと向かった・・・【続く】
