第40回藤沢市民まつりの最大のイベントである「大パレード」が藤沢駅周辺で行われ、終日大変な賑わいでした。
今年は、第40回という記念すべき節目となり「大好きふじさわ~ときめきとサプライズ」をメインテーマとして、我が藤沢の歴史と文化など多くの魅力を伝えるまつりとして意義付けされているそうで、あちこちにその工夫が感じられます。
藤沢市民となった頃には、まだそれほどの魅力を感じる程ではなかったが、30余年の年月が過ぎてみると、我が藤沢は世界に誇る海・山・川など魅力溢れる街と感じている。
ジョギングで藤沢駅南口に到着して間もなく開会式が始まり、少年合唱隊と集まった市民との市歌の合唱が行われ、市民が主役をアピールしてパレードが始まりでした。
駅前ロータリーに繋がる江ノ電通りには、パレードの主役の神輿連が出番を待っていましたが、その数21基で壮絶な光景が見られました。
パレードの先頭には、木遣り歌に乗って鳶職連合会の粋な半被姿の親方と纏に続いて、梯子乗りの演技が披露されましたが、その数々の演技には取り巻く大観衆から賞嘆の歓声が湧いていました。
続いてお囃子を先頭に7組の踊りの会の美女軍団が素晴らしい衣装に身を包み、民謡流しで踊り進む光景には、観客と踊り手の一体感が生まれていましたね・・・
民謡流しの後には、消防音楽隊、米海軍第7艦隊、藤沢の雄である湘南台高校の吹奏楽部WSS(White Shooting Stars)が続き、軽快な音を奏でる演奏には、気分も爽快となって一緒に行進したい心境でした。
WSSの演奏・行進は、前日の体育館で行われたフロア・ドリルと違って一糸乱れぬ足の運びが何とも言えない美しさが表現されていました。
マーチングバンド高校選手権において8年連続日本一の演奏には惚れ惚れしますね
10組のマーチングバンド・バトントワラーの演奏・演技に酔いしれていた後に続くのは、今年初めての参加の阿波踊り連でした。
軽快なリズムでステップを踏む踊りは、湘南藤沢地区に誕生したばかりだそうで、マーチングのリズムと違った独特のリズムは、夏を呼び戻すような響きが伝わってきて思わず手足を動かしていた。
南口大パレードの最後を締めるのは、やはり勇壮な神輿連で各神社や自治会など21基の神輿がイザ出陣と湘南独特の掛け声「ドッコイ・ドッコイ・・ドッコイソーリャ・・・」と箪笥金具を叩いての行進が次々と押し寄せる波のように進みます。
神輿連を見送って駅北口の会場へと回ると、サンパール広場やさいか屋広場の屋台村では大変な賑わいでどの店も長い行列が出来ていましたね。
北口パレードでは、南口の出演サークルに加えて約20組の囃子保存会が参加しての大パレードが展開され、柳通り沿道や歩道橋には市民が詰めかけて大変な賑わいとなっていました。
米海軍第7艦隊音楽隊のパレードには、さすがにプロの音楽隊として洗練されたものがありますね~
さらに、湘南台高校吹奏楽部WSSが続いていましたが、沿道の観衆には地元の誇るマーチングバンドでこれだけは何度見ても迫力と行進の美しさが感動を呼んでいましたね。
約150人編成の大舞台が独特の足運びで進む行進の美しさとパフォーマンスには感動します。
これまでも運動会などの行進で集団行動のパフォーマンスの低さにはがっかりしていたが、この素晴らしいマーチングに惚れ惚れして、パレード終点地まで曲に合わせて進んでいた