彼岸の入りも間近になり ようやく朝には涼しさを覚えていたので、走りたい気持ちにスイッチが入り茅ヶ崎方面の里山をジョグってきました。
里山へ向かう途中では、巨大なパンパスグラスが大きな花穂を拡げて風に揺れており、初秋の時期の花の王様の様相ですね
その先の沿道には、センニンソウ(仙人草)が可憐な花を咲かせており、4枚のガクやその中に線香花火のように髭を延ばしているようで、これも秋を感じる花ですね・・・
対照的に小出川沿いの畑には、真っ赤なハゲイトウが鮮やかな色合いを見せていましたが、見れば同じ種類でしょうか?並んでいる葉には、オレンジ色や黄色など実に華やかな色と形を見せてくれていた。
果樹園のある農道には、栗の木が大きな実をつけていますが、足元にも立派な栗のイガが落ちており、今年の異常な天候が影響しているのでしょうか?
栗の収穫にはまだ早いようですが、里山には秋の風情が感じられました。
田園地帯に入ると黄金色にはまだ早いようですが、稲穂が重そうに垂れ下がり、雀脅しの空砲が鳴り響いていました・・・・
遠くには大山連峰が微かに見えており、黄金色に変わるのもまもなくと思われ、月末には小出川沿いには彼岸花が咲きますが、すっかり秋の風景となっています。
小出川沿いを走り里山公園の畑の村に入ると、秋の花コスモスが咲き始めており、10月に入ると広い畑は一面がコスモスの花で塗りつぶされることでしょう・・・毎年楽しみにしているフラワースポットです。
谷(ヤト)の村に入ると雑木林が続きますが、先日までの蝉の鳴き声に代わり、鳥のさえずりが優しく迎えてくれました。
試験田圃では、カカシコンテストで造られた案山子がユニークな姿で並び、子ども達の刈り入れまでしっかりと稲穂を守っていました。
芹沢の池では、この日もカワセミの姿はなく、野鳥のさえずりが微かに聞こえて静かな谷戸の光景が見られます。
芹沢の池から平成の森へ入ると、最近植栽されたいろいろな樹が育ち最高のジョギングコースが出来上がっていました・・・
初秋の里山には、田園風景とともに秋の花々が咲き、街中では感じることが出来ない秋の光景を堪能することが出来、シーズンに向けて走り込みとなり、LSD(Long Slow Distance)を楽しんだ。