雨の一日となり、外出を控えて筆を取っていました。
先日訪れた柴又の名家山本亭の歴史的建造物に指定されている正門「長屋門」を描いてみました。
長屋門と言えば武家屋敷の和式の門を想定しますが、山本亭の長屋門は茅葺ではなく瓦葺の様式門で外観や敷石や花崗岩が貼られ、門内には松の木が立つ景観に改めて魅せられて描いていました。
二枚目は、先日描いた国の重要文化財にしていされている横浜の神奈川県歴史博物館ですが、八角ドームの全体像ではなく、本館東門の石積み塀や紋章が飾られた入口や窓のデザインに魅せられて描いてみました。
今回は、歴史的建造物の門のデザインに拘って描いてみましたが、建築スケッチの構造は独特の意匠で風景画とは異なる面白さを経験していました。