わが街ふじさわは、豊富な葡萄や梨の産地として果樹園も多く、収穫時期を迎えています。
今年は、長梅雨が続き例年より2週間ほど旬の時期が遅れたようですが、藤沢生まれ藤沢育ちの名産品「藤稔」は、地元で大変な人気を呼んでいるようです。
人気の秘密は、果実の粒がゴルフボール大の大きさで黒いダイヤと言われていますが、そのジューシーな甘さも格別で高級ぶどうの代表品種となっています。
今年は、果樹持寄品評会は、コロナ禍で一般公開されませんでしたが、知人の果樹園から旬の品が出来たと連絡があり、今年も知人の果樹園の直売所で求めてきました。
果樹園には、今年も旬の藤稔が沢山実って袋かけされた大きな房がみられます。
藤稔は、最近は藤沢以外でも高い評判を得ているようですが、藤沢産の藤稔は直売所のみで入手可能で、中々入手が困難で事前予約が必要なほど人気となっています。
湘南の恵みを受けて甘味を凝縮した味と実を守る白い粉(ブルーム)の色合いに魅せられて味わう前に筆を取っていました。
シャインマスカットも人気商品となっており、藤稔と対照的な彩りに魅せられて描いてみました。
コロナ禍と猛暑に悩まされる日々ですが、落ち着いた秋の到来を願いながら甘い味覚に酔いしれています。