江戸東京博物館で開催中の特別展「市民からのおくりもの」を見てきました。
特別展では、江戸東京の歴史と文化に関する貴重な資料が展示されて、「江戸の治政」・「江戸東京の娯楽と町の姿」・「関東大震災と復興」・「昭和の記憶・記録」・「青で見る江戸東京」の五部構成で企画されており、貴重な資料が見られます。
両国駅前では、国技館で大相撲秋場所を迎えますが、関取の石像が黒く光った姿でファンを迎えています。
博物館のエントランスでは、福を呼ぶ巨大な熊手が飾られ、コロナ禍の収束を願っていますね~
博物館では、関東大震災から97年を迎えて、当時の被災状況を感じる数々の資料が展示されていました。
浅草凌雲閣や火災から像が飛び出す様子をリアルに描いた絵画です。
現在は、9月1日は防災の日となっていますが、復興に向けての標語やポスターから被災状況復興への願いを知ることが出来ました。
子供時代に楽しんだ丸メンコが展示されて、懐かしい想い出に耽っていました。
「「青」でみる江戸東京」ブースでは、新型コロナウイルス感染と闘われている医療従事者への感謝の気持ちを表すブルーに拘った作品が展示されています。
北斎や広重などの空や海、川を青で描かれた浮世絵です。
青一色で模様が描かれた裃・袴と浴衣も江戸時代の武士が着た礼服で江戸の香りを感じる貴重品でした。
江戸や昭和の懐かしい文化を感じたひと時でした。
特別展を観て、常設展示室をみてきました【続く】