猛暑も過ぎてサイクリング日和となり、久しぶりに江の島から鎌倉海岸、逗子海岸、葉山森戸海岸へ自転車散歩(ポタリング)してきました。
江の島海岸から134号線をひた走りして関東の富士見百景の稲村ケ崎に着き一休みでしたが、残念ながら富士山は秋の雲に隠れて見えませんが、七里ガ浜の先に江の島を望む絶景に癒されていました。
この日は波も無く静かな海でしたが、岩礁に打ち寄せる白波の光景が素晴らしくフォトスポットとなっていて、波が創り出した岩礁には見逃せないアートな岩が見られます。
岩肌にもなんとも表現し難いラインのアートが描かれています。
波打ち際の岩の上には、無数の小さな生き物が群れをなして走り回り虫文字を描いているようなシーンに見惚れていました。(笑)
稲村ケ崎から鎌倉の材木座海岸に出ると、去り行く夏を見送る人で賑わう浜辺の光景が見られます。
滑川交差点には、「魚藍観世音石碑」が並び、かつてこの海岸は漁場だったため魚介類の供養塔となっているようです。
由比ガ浜海岸から逗子マリーナを望む光景です。
鎌倉海岸から二つのトンネルを抜けて逗子海岸へ着くと、逗子海岸のシンボルである「太陽の季節」の記念碑が立ち、”太陽の季節ここに始まる~”と刻まれて、岡本太郎の「若い太陽」のオブジェが飾られています。
134号線から207号線に入り葉山海岸へ・・・・・・
懐かしいラ・マーレド茶屋の先に鎌倉海岸、江の島を望むスケッチポイントで一休み。
葉山マリーナから森戸海岸の森戸大明神へ向かいます。
「かながわの名橋百選」に選ばれている「みそぎ橋」を渡り、森戸神社へ。
鎌倉時代に祭事が行われる際に、海水を浴びてお祓いやみそぎを行って神社へ入る橋だったようです。
境内には、「水店宮」や「おせき稲荷社」など多くの境内社があり、地域のパワースポットとなっています。
神社の裏手には、「石原裕次郎記念碑」があり、昭和の名優裕次郎を偲ぶ名所となっています。
海岸の沖合には、裕次郎灯台と赤い鳥居が設置されており、かながわの景勝50選の名所となっています。
社殿の裏手の岩の上には、源頼朝公が森戸神社に参拝した折に、三島明神から飛来した種が発芽して育ったといわれる樹齢800年のご神木の飛柏槇(びしゃくしん)反り立っています。
さらに磯部の高い岩の上には、「千貫松」が立ち頼朝公が珍しき松と褒めたたえた名木のようです。
波打ち際には、多くの数知れない奇岩が見られ、岩の先に江の島や逗子海岸を望めて絶景ポイントとなっています。
多くの記念碑が並ぶ中で、高橋是清の歌碑の前には、珍しい岩亀が狛犬のように設置されていますが、「堪忍の 股よりのぞけ 富士の山」と書かれた詩から股の下から富士を見るスポットとなっていました。
葉山のパワースポットで一休みして、さらに立石海岸、長者ケ崎、葉山公園へ向かいました【続く】