秋の散歩日和となり、久しぶりに都心のオアシスの日比谷公園をぶら散歩してきました。
日比谷見附門から園内に入ると、ペリカン噴水広場前の旧日比谷公園資料館は、現在は結婚式場となっていますが、日本最初の洋式公園の管理事務所だった近代洋風建築で、以前にスケッチしましたが、瀟洒な素晴らしい外観が都の有形文化財に指定されています。
第一花壇には、秋の花々が咲き誇っています。
日比谷公園のシンボルの大噴水も一番の人気スポットですが、人影はあまり見られませんね~
雲形池では、紅葉スポットですがモミジが色づき始めたばかりでしたが、鶴の噴水と共に池に映りこむ光景は、見応えあるナイススポットとなっています。
池の傍には、過って日本橋と並ぶ京橋は現在は地名だけで橋はありませんが、その親柱が移設されて保存されています。
松本楼前には日比谷公園のシンボル・ツリーの「首かけイチョウ」が、大枝を延ばし黄葉時期には素晴らしい光景が見られますが、来月末頃が見頃のようです。
イタリア大使館から寄贈されたローマ建国の神話、ロムルス・レムス兄弟が狼の乳を飲んでいる姿のルーマロマーナ彫像
公園の一角には、竣工100年近い歴史的建造物の日比谷公会堂がレトロ建築として今も勇壮な姿が見られます。
園内の三笠山の一角には、独立と自由を象徴する「自由の鐘」のレプリカが設置されていて、現在も正午には打ち鳴らされているようです。
三笠山山頂(標高9m)には、岩石が並ぶ光景が見られます。
日比谷公園から有楽町へ向かう途中のTOHOシネマ日比谷には、巨大なゴジラ像が設置されていて、空を見上げて何か叫んでいるようです
有楽町交差点のSONY Park は、閉鎖されていますが、メゾンエルメスビルの壁面には、ガラス材?で描かれた鮮明なアート壁画が見られました。
久し振りに日比谷界隈の秋の風景と歴史を知る機会となったぶら散歩でした。