MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~品川宿巡り

2021年10月03日 | まち歩き

旧東海道の一番宿として栄えた品川宿の祭が例年9月末に開催されますが、今年もコロナ過で中止となり残念でしたが、品川宿場を散策してきました。

八ツ山橋から旧東海道に入り品川浦舟溜まりから聖蹟公園(品川宿本陣跡)、目黒川の品川橋、荏原神社、品川神社など品川宿の歴史スポットを巡ってきました。

旧東海道の八ツ山口には、石碑が立ちレトロな商店街が続きます。

商店街の角には、徳川家光が訪れた時に迎えた沢庵和尚と問答を行なわれた故事によってつけられた通称となっていました。

その先の急坂を下ると、江戸時代には東京湾の海苔の養殖場だった「品川浦舟溜まり」には、高層ビルに囲まれた湾内には屋形船や釣り船が係留された異様な風景が見られます。

近くの商店街には、マスクを付けたゴジラ君が現れ驚きでしたが、過って映画の「ゴジラ」でゴジラが上陸した場所だったようです。

山手通りと旧東海道の交差点近くには、東海道を行き来した大名や旗本、公家などの宿があった本陣跡で「聖蹟公園(品川宿本陣跡)」には、本陣由来の石碑が残されています。

名称も明治天皇が京都から東京へ行幸の際に宿泊されたことから「聖蹟」と名付けられています。

聖徳の碑

地域の社会福祉に尽力された石井鐵太郎氏銅像

新聞少年の夜明けの像

土山宿の松

旧東海道に戻り虚空蔵横丁に向かいます。

虚空蔵横丁の角には、旧東海道の裏鬼門の方角に向いて守護する「一心寺」があり、延命・商売の守護神となっており、東海七福神の寿老人に指定されています。

虚空蔵横丁の養願寺には、品川の虚空様と言われる虚空蔵菩薩が祀られていて、布袋尊が安置されています。

横丁の先には、約50mの赤レンガ塀通りを抜けて品川橋へ向かいます。

目黒川に架かる品川橋は、北品川宿と南品川宿の境となっており、橋の石柱は石灯篭のような趣あるデザインとなっています。

品川橋から上流の鎮守橋を望む光景

赤い欄干の鎮守橋の際には、元品川宿の総鎮守の荏原神社が鎮座し、龍神が祀られています。

荏原神社の鳥居下には、恵比寿さまが迎えてくれました。

荏原神社は、品川の龍神様とも呼ばれ拝殿の屋根上には、二頭の龍神が狛犬に代わって参拝者を厳重にチェックしているようです  

拝殿の周りには、素晴らしい木彫りの彫刻も見られ風格を感じさせる光景となっており、「しながわ百景」に選ばれていました。

荏原神社から北馬場通りに出て品川神社へ向かいます。

品川神社は、品川の北の天王とも言われ、石鳥居の柱には上り龍と下り龍が彫られて双龍鳥居が見られます。

鳥居横には、巨大な大黒様が立ちにこやかな姿を見せておられ、東海七福神発祥の地となっているようです。

二の鳥居から参道を進み拝殿に参拝しコロナ禍の収束を祈願していました。

参拝した後、名スポットの富士塚を登ってきました。富士塚は、高さ約15mの高さで一合目から九合目までの急階段の登山道となっています。

登山道入口には、小さな祠や修行者の石像があり、安全祈願して富士登山に挑戦しました。

八合目から更に急階段を上りますが、途中には歴史が刻まれた様々な標石が置かれていました。

この日は、登山者もおられませんでしたが、人気のパワースポットとなっていました。

下山した境内には、多くの石像や記念碑が設置されてパワーが漲っていました。

品川宿の歴史スポットを巡り、タイムスリップした気分で宿場の雰囲気を堪能していました。

コメント (2)
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