日比谷公園を散策の後、久しぶりに霞ケ関から皇居外苑周辺を散策してきました。
霞ヶ関では、明治時代の雰囲気が漂うネオバロック様式の「法務省旧本館の赤レンガ棟」が見られ、国の重要文化財に指定されているレトロ建築で堂々たる景観でした。
桜田門では、高麗門と渡櫓門の二つの門がある桝形門として江戸時代の貴重な歴史遺構の姿が見られます。
渡櫓門
皇居前広場で見逃せない二重橋の石橋は、今も威風堂々とした変わらぬ景観が見られます。
皇居外苑の大芝生広場では、約2000本のクロマツが美しい姿で点在し、緑豊かな解放感溢れる空間が拡がっています。
馬場先門の内堀通りでは、コリント式列柱が並ぶ明治生命館が聳え立ち、昭和と現代の洋式が加わった威風堂々な景観となっています。
柱の上には、古典様式の代表的なアカンサスの葉のデザイン、扉には多くの花の装飾が飾られて古典主義建築の素晴らしさが感じられます。
馬場先門通りの三菱一号館は、丸の内界隈では貴重なレンガ造りのコンドル式建築で、現在は美術館となっていますが、丸の内の歴史的建造物となっています。
さらに、東京駅丸の内駅舎も復元工事が行われて約10年となりますが、辰野建築の代表的な建築の素晴らしい景観が見られます。
久し振りに皇居外苑から丸の内界隈の歴史的建造物を見ながらの散策でした。