久能山東照宮から日本平展望テラスを巡った後、家康公が築城した天下人の城跡の駿府城公園を散策してきました。
公園の東御門は、駿府城の二の丸へ通じる主要な門で、東門の横には城の東南角を守った「巽櫓」が二重三階のL字型の珍しい門で、東門も桝形門となって当時の姿が復元されて圧巻の光景が見られます。
東門から入った本丸御殿跡には、本丸堀の一部が保存されています。
本丸堀の北側には、紅葉山庭園があり、庭園内には入れませんでしたが、大名庭園として池の周りに四季折々の光景が見られる名園となっているようです。
本丸の御門跡には、家康公が鷹を持って勇壮な姿の銅像が立ち周囲を見守っています。
二の丸跡の一角には、家康が大御所時代に過ごした巨大な天守台があったところで、現在も発掘調査が行われていて、当時の様子が推察される地形が見られます。
園内の西の丸跡には、城の南西角を守る二重三階構造の坤櫓(ひつじさるやぐら)が貴重な景観で保存されています。
公園の南側の二の丸堀には二の丸橋が架けられ、石垣も当時の様子が残されているようです。
二の丸橋を渡った三の丸エリアには、静岡県庁があり、東館の21階の展望台からは、駿府城公園が眼下に拡がり、静岡市街地や富士山の姿が一望出来る憩いのスポットとなっていました。
駿府城公園は、現在は広い市民の公園となっていますが、駿府城の痕跡も残されており、貴重な家康公の城址公園で歴史を学べる機会でした。
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