秋の目標レースを控えて走りこみ時期に入っているが、スケジュールや体調不良に追われてどうしても気ばかり焦っているが、あくまで自己目標へのチャレンジとして、月間200Kmに届けと3時間走のLSDへと飛び出していた。
この日は、久しぶりに引地川遊歩道をへて江の島へと向かい鵠沼海岸へ出ると、珍しく全く波は無く、静かな海面に僅かのサーファーが見られたが、やる術無しの状態で砂浜にも散歩人の姿も無い静かな海岸でした。
江ノ島を望みながら遊歩道を走り江ノ島参道に着き、約200年の歴史を刻む青銅の鳥居をくぐり参道へと進むが、早朝から結構参道を歩く観光客で賑わっていました。
朱鳥居前では記念写真を撮る人で賑わっていたが、この日は下道を経て急坂を登り奥津宮へと向かう
途中の富士見ポイントに立つと残念ながら富士の姿は無かったが、朝日を受けて湘南海岸から平塚方面へ伸びる景色は絶景でした。
源頼朝が寄進したと伝えられている鳥居を潜って、江ノ島神社奥津宮では、亀の形をした亀石や八十貫の重さががあるという力石などを眺めて参拝すると、拝殿の天井には「八方睨みの亀」の天井画が描かれています。どういう意味があるのかは、案内板では判りませんでした。
さらに隣の龍宮(わだつのみや)では、突然頭上に可愛いリスの出迎えを受けてビックリでした。
江ノ島に棲むという龍神に参拝して、岩屋通りを抜けて階段を駆け下り稚児ケ淵へ・・・
稚児ケ淵では、波もなく絶好の釣り日和だったようで、岩棚には大勢の釣り客で賑わっており、聞けば鯖や鰹も釣れるそうで、連れた鯖をその場でさばいていたのには、驚きました。
稚児ヶ淵は、夕日を望む絶景ポイントで、かながわの景勝50選にも選ばれているが、この日は富士の姿も無く寂しい光景でしたが、岩場のライオン丸が遠く湘南の海を守っていたようです。
岩棚で一休みしていたが、近くの岩肌にはびっしりとフジツボが張り付いており、これは食材になるのだろうか?
休息後、岩屋通りを引き返して下道へと向かう途中に、珍しい庚申塔が目につきますが、案内板によると、石碑の4面には36匹の猿が彫られており、いろいろな姿をした猿のようで下部にはヘビが巻き付いているというもので、「群猿奉賽像庚申塔」と命名されており、死の需要文化財に指定されていました。
江ノ島を後にして、134号線へ戻ると、10日後に控えた湘南マラソンを走るのだろうランナーの姿も見られ、道路には予告看板を横目に、のんびりと帰路に着いた。
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