高麗山公園(湘南平)の絶景を堪能して、後半は紅葉山コースを経て大磯海岸へ向かいます。
千畳広場では、早咲きの桜が見頃を迎えて青空を背景に美しく咲き誇っています。
梅の花も負けずと競い合うように咲き始めて香りを放っています。
広場のパーゴラからは、平塚海岸、湘南海岸、江の島、三浦半島を一望出来る絶景が見られます。
テレビ塔の展望テラスからの光景も最高でした。
テレビ塔から紅葉山コースの入り口には、曽我十郎「硯水の池」があり、十郎が湧き出る水で墨をすって虎女にラブレターを書いた伝説の池のようです。
千畳敷山から山道を下り途中、山腹に多くの横穴の石室の「楊谷寺谷戸横穴群」があり、古墳時代末期の横穴墓だそうで、大磯丘陵地帯には他にも横穴墓があったそうで貴重な遺跡が見られます。
家形横穴墓の内部構造は天井が屋根型となっています。
湘南平から大磯駅を経て海岸近くの梅の名所の地福寺に立ち寄ってみました。境内には、梅を愛でた文豪島崎藤村夫妻のお墓が咲き始めた美しい梅の木に取り囲まれています。
境内の一角には、地蔵菩薩の前に多くの石仏は宝篋印塔が並び、大磯宿の歴史の一端を知る史跡となっています。
地福寺から大磯北浜海岸に出ると、蒼い海の近くにはカブト岩、遠くには江の島、湘南海岸を望む光景が拡がり、海水浴場発祥の地と言われています。
毎年、この海岸で年明けに開催される楽しみにしていた「左義長」は、コロナ禍で今年は異例の中止となりましたが、美しい海岸風景が見られました。
北浜海岸の名物である浜辺のギャラリーでは、地元のアーテイストによる多くのカラフルな作品が見られ、浜辺を彩っています。
北浜海岸からアオバトの名スポットの照ケ崎海岸へ向かいました【続く】
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