ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

車の安全性能

2010-02-15 10:40:29 | Weblog
今度のトヨタ自動車のリコール問題で一番気になったのは小さなクレームに真剣に目を向けれなかった大企業病ではないかと思う。いくら世界一の自動車会社なったからといってもユーザーとメーカの関係は変わりはしないのだ。
face to faceでなければならない。下請け企業の製品が悪かったなどの発言はメーカーの品質管理と安全性への責任回避だ。
どこの国のどこのメーカーの部品を使おうとその責任は総て完成車メーカーの責任だ。
それを忘れていたのではないだろうか。
あの現場第一主義の改善とジャストインタイムの積み重ねが現在のトヨタを作り上げてきたはずだのに、あの精神はもうなくなったのだろうか。
経営幹部に油断が生まれてきたのではないかと思われてならない。
先日鈴木自動車の鈴木社長の出ているテレビ番組で社長が、『車のモデルチェンジは98%はそのままで2%程度のチェンジですよ。安全の保証されたものは変更しません。』と言ったような発言を聞いた。まさに自動車会社の社長の言葉だと思って感心させられた。果たしてトヨタの社長にこのような哲学があったのだろうか。
確かに企業はより大きくなることを目指して日夜企業戦争をしているけれど、人命に関することは、あくまでも安全第一をモットーにして企業努力をして欲しい。