ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

1940年生まれも後期高齢者になった

2015-08-15 10:47:27 | Weblog
自分が年寄になるなんて考えてもいなかった。
中学生の頃40才まで生きれば
自分の考えている人生を全うできると思っていた。
ところが人生なんて思い通りにはならない。
自分のなりたかったものにはなれなかったけれど
その結果、今の自分があって、幸せな生活を過ごせている。
75才になると少し無理をすると中々疲れがとれない。
朝目が覚めると少し強ばった指をゆっくりと動かし、
壁に貼ったカレンダーの数字を見つめる。
今日も大丈夫、と心の中でつぶやいて起き上がる。
今の楽しみは読書、今更読書して何になるの、と言われるけれど
本当に楽しい。知らないことの発見がある。
そして自転車と一向にうまく弾けないピアノ。
自転車は子供の頃から乗っているから両手をはなして500mでも平気だ。
ピアノは難しい。目→頭→指先・足の連動が上手く噛み合ない。
アルツハイマー気味の頭では音符を追って行くのが一苦労、
そしてリズムに合わせて両手で鍵盤を打つタイミングが難しい。
それでも繰り返せば少しずつ上手く弾けるようになるのかも???
今一番の幸せは夫婦で何とか元気で過ごせていることだ。

今日は終戦記念日。
私たちは戦争の生き残りだ。

お盆

2015-08-14 11:37:38 | Weblog


今年のお盆はみんな忙しくて誰も帰省しない。
久しぶりの二人だけのお盆になった。
いやいや、そうではない。
お坊さんの話では家へ両親が帰っているそうだ。
二人の好きだったぼた餅を家内が作って供えた。
お先におよばれ
甘いものを節制中の身には久しぶりの甘味だ。
やはり美味しい。

おもてなしの歯ブラシ

2015-08-11 11:43:23 | Weblog
金婚式のお祝いに娘が瀬戸内に浮かぶカルチャーアイランド直島の
ホテル ベネッセ直島ミュージアムへ招待してくれた。
外国から辺鄙な島へ沢山の観光客がきているのに驚いた。
それも小さな子供も一緒の家族連れで、荷物を一杯持っていた。
一体何が魅力なのだろう。
現代アート、建物、環境・・・
ホテルは本当に素晴らしかった。
でも私が一番驚いたのは、朝 顔を洗って歯を磨いた時
柔らかくて、そして確りとした歯ブラシの感触だった。
自宅の歯ブラシ以上にシックリしていた。
私にとってはご馳走以上の お・て・な・し に思えた。







戦後経済史(野口悠紀雄)を読む

2015-08-10 10:17:25 | Weblog


野口さんと私は1940年生まれの75才だ。
太平洋戦争の開戦1年前の生まれで戦争の辛酸をいやと言う程なめた世代だ。
野口さんは東京大空襲を生き延び、私は田舎の疎開先で終戦を迎えることができた。
この本を読んでいて痛切に考えさせられたことは
国の命運は政治に委ねられている、と言うことだった。
そのことは、我々が選ぶ政治家がいかに国の形を描き実現させていくかにかかっている。
そして国を動かす経済活動は人々が働いて生み出すお金で行なわれ、
生産を伴わない金融が主であっては駄目だ。

同い年の方の書かれた戦後経済史を読んで
田舎暮らしの中で、政治家や経済学者は何故現状が把握できないのか、
といつもイライラしていた。
世界で活躍している野口さんも同じような思いをされていたようだ。
政治や経済がみんなの望む理想の道を探すことなどできないのだろう。
しかし、探すことはできなくても
政治や経済は新しい進むべき道を計画し、
実現することはできる。

真夏の贅沢

2015-08-07 22:52:08 | Weblog


真夏の贅沢!
季節外れの真夏のみかん!
お盆が来ると愛媛で一番の
宇和島から穫れ立ちの夏のみかんが届く。
送り主は何十年も前に両親の会社で事務をしていた人から。
人の繋がりって素晴らしい。
うれしい!
仏壇に供えて直ぐ相伴!
口に含むと水分が溢れ出て
世界一のパティシエのケーキよりも美味しい気がする。
本当に お・い・し・い・