ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

昔と大きく変わった卓球

2018-01-19 22:45:46 | スポーツ
全日本卓球選手権大会の日程が進んでいる。
私自身が最も親しんできたスポーツは、卓球だったのだが、それに親しむようになって50年。
卓球もずいぶん変わったものだなあと思う。

私が卓球を始めた頃、卓球セットというと、片面しかラバーが張られていないペンホルダーのラケットとセルロイドのボールがセットになって売られていたものだ。
ペンホルダーのラケットは、フォアハンドの攻撃が中心だった。
それが、卓球技術の進歩と共に、シェークハンドのラケットが今やほとんどになった。
フォアハンドだけでなく、バックハンドでも攻撃ができるシェークハンドは、やはり有利なのだ。

そして、勝敗を決める得点も、21本の3セットや5セットの勝負ではなく、11本で5セットや7セットの勝負となっている。
それに伴って、サーブ権も5本ずつでなく2本ずつになった。
試合時間が短くなった。

ボールも変わった。
セルロイドからプラスチックへ。
ボールに回転を少しかけづらくなったらしい。

そして、卓球の質も変わった。
前陣で素早く攻撃する「高速卓球」になった。
昨年女子でチャンピオンになった平野美宇は、その速さを磨き、中国選手たちを破ってアジアチャンピオンになった。
すると、中国選手たちは、それをさらに上回る速さで攻め立ててくるようになった。
テレビで見ていても、この速さに、目がついていかない。
日本の若い選手たちの成長も早い。
ただ、感心するばかりだ。

さて、そんなふうに大きく変わった卓球だが、やはり誰が日本の王者になるのだろう、ということには興味がある。
日本各地から集めた若手たちが、今日本の卓球を大きく変えてきている。
決勝は、この日曜日だ。
今からとても楽しみだ。
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