冬のピークを越えるのは、もう少し

札幌市周辺で、記録的な大雪になっているというニュースを見た。
昨日の午後２時までの２４時間に降った雪の量が６０ｃｍで、最深積雪で１ｍ３３ｃｍを記録したとのこと。
平成２年に統計を取り始めて以来最多だという。
大雪のせいで、除雪が間に合わず、明日も始発から運転見合わせで、運転再開のめどが立っていないそうだ。
大変だ。

新潟県でも、上越地方やそこに近い中越地方の一部で豪雪となっている。
私の住むところでも、それなりに毎日降っている。



家の庭の積雪は６０ｃｍほどある。
だが、去年ほどの豪雪ではない。
去年のことがあったせいか、今年はあまり大変に感じていない。

今までの経験で、今が再厳寒期。
この2月の第2週を過ぎれば、雪は降ってもさほどでもないと感じるようになる。
まあ、太平洋側の関東地方でいくらかまとまった雪が降りやすくなるのは、逆にこれからの時期になるのだろうけれど。

長年、雪の冬を経験していると、自然の厳しさを十分に感じてしまう。
自然と喧嘩しても勝てない。
その分、人は忍耐強くなるなあと思う。
そのせいで、新潟県の県民性は忍耐強く、勤勉で穏やかだというわけだ。

今日も、気温は低かった。
吹く風は冷たく、道路の凍った圧雪が、分厚くなっていた。
家のつららは、まださほどではないが、怖いくらいに伸びているよその家のつららもあった。



でも、冬のピークを越えるのは、もう少しだ。
そう言い聞かせ、ただひたすら耐えることにしよう。