ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

代用食(?)ばかりの節分なのだ

2022-02-03 21:16:13 | 生き方
節分。
言わずと知れた豆まきの日。
わが家でも、夜にちゃんと豆まきをした。
窓や戸を開けて、「鬼は外~!」と叫ぶのは、ちょっぴり恥ずかしいが、雪のある冬の夜、大声を上げても、近所にはさほどの迷惑ではなかろう。

さて、今年の節分、わが家で口にしたのは、3つの代用食(?)であった。

① 大豆に代わって落花生
昔、私が育った昭和30年~40年代では、どこの家庭でも炒った大豆をまいたものだった。
いつのまにか、それが落花生に変わってしまった。
小学校などで、たとえば節分集会なんぞをやっても、大豆をまいても床はきれいでないから、口に入れるのははばかられる。
でも、落花生なら殻の中に豆があるから、殻をむいて中の豆を食べるのなら、あまり抵抗はない。
そんなことで豆まきをするのに使う豆は、いつの間にか大豆ではなく落花生になってしまうったのか?などというのが自分の考えだった。
ただ、少し調べてみると、東北や信越などでは落花生をまく地域も多いのだという。
だから、自説の正否は、ちょっと疑わしい。
それはともかく、わが家では落花生の豆まきにした。

外の雪の中にもまいたから、回収するのには落花生の方がよかったことは確かなのだ。

② 恵方巻に代わって「うまい棒」
こちらの方では、私が大人になるまで、恵方巻を食べる風習なんてなかった。
これは、20年くらい前からスーパーなどでもやたら売り出すようになってから、しだいに定着したものだと思う。
もともと食べなかったのだから、わざわざ食べなくてもいいという感じ。
だから、恵方巻に似た細長いもので代用。
去年は、細長い菓子パンの「ロールちゃん」だったが、今年は、もっと短くして「うまい棒」!
今まで10円で売られていたが、もうすぐ12円に値上げされてしまう。
その前に、おいしくいただこう。
しかし、うまい棒は、前に比べて小さくなったなあ。
これ以上小さくするのもはばかられ、値上げせざるを得なかったか、と納得。

③ イワシに代わってサンマ
わが家では、別に家の入口にイワシの頭を下げたりしない。
とりあえずイワシよりサンマの方がうまいし、以前安売りのときに買った塩サンマが冷蔵庫にあったから、代わりにこちらを夕食時にいただいた。
サンマも昨秋は不漁だったから、塩サンマでもまあいいでしょう。

伝統行事の節分ではあるが、結構食と関係があるのだなと思う。
それを、ちゃっかり代用食(?)ばかりにしたわが家の節分でありました。
コメント
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