ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2022シーズン第3節、ホーム開幕戦はドローに終わる ~レノファ山口戦~

2022-03-05 20:08:17 | アルビレックス新潟


せっかくホーム開幕戦だというのに、駐車場に着いたら、雨が降り出した。


おまけに風も強い。
今回は、Nスタンドの2階での観戦。

強風によって吹き込む雨。
感染症対策のため、なるべく席の移動はご遠慮ください、とは言われてはいるが、私たちの周囲の人たちも、皆あちこち別の席へ移動。
私たちも、この感染症まん延のご時世に医者にかかりたくはないので、皆様にならって風雨の当たりが少ないところに動いた。

開幕戦セレモニーでは、県知事選2選目指すと表明した花角知事があいさつ。
チェアマンを勇退する村井チェアマンも来場していて、フラワーセレモニー。



先発メンバーでは、FWのヤムケンこと矢村の名前が目立つ。
試合開始となったが、雨が降り続き、時折やんだりする。
濡れた上に風が冷たくなって、しだいに寒さが厳しくなってきた。
空模様同様に、新潟の攻撃も今一つぱっとしない。
多少は新潟の方がボール支配で上回っているように見えるが、山口の選手たちの出足も鋭く、互角の展開と言ったところ。
唯一、ゴール前で初先発FW矢村が相手キーパーと1対1になった場面があったが、しっかり防がれてしまった。
退屈な試合ではないが、つなぐ意識の多い新潟の選手のプレーにもう少し強引さがほしいと思いつつ、試合は0-0で後半へ。

前日のNHKの番組で「ミシェルが斬る」で宮沢ミシェルさんが言っていたように、先制点がカギだなあ、と思っていた。
後半の立ち上がりから、新潟は縦へのパスも多くなった。
チャンスが多くなってきたなあと思っていたのに、相手が久々にドリブルでペナルティエリア左へ進入されてしまった。
その瞬間に、ゴール前のFWへ素早いパスを供給。
その速さに守りがついていけず、中央からのシュートが突き刺さり、新潟は先制を許してしまった。
まずい!
おまけに、攻撃の要の高木が足を痛めたようで、ピッチの外に出ている。

ここで、高木に代えて水戸、矢村に代えて谷口が入る。
すると、三戸がボールを得て、するするとペナルティエリアに進入すると、左足で強烈なシュート。
惜しくもポストをたたいて、ボールはアウト。
だが、ここから攻撃にスイッチが入ったようにも見えた。

谷口もシュートを放つが、GKに防がれる。
そうこうしているうちに、天候がさらに急変しひどくなる。
もともと強風だったのに、座席の後ろから、あられのような細かいひょうが降って来て驚いた。
ピッチ上空も、斜めに白いものが吹きつけている。
風が冷たくて、見ている身としても寒い。

こんなひどいコンディションだけど、負けるな新潟の選手たち。
こんなのは、聖籠の練習場ピッチでいやというほど体験しているだろう。

そう思って応援していると、77分、強い雨風が吹きつける中、伊藤がドリブルからラストパス。
それを受けたのは、本間至恩。
GKと1対1になると、その股下を抜く、同点ゴールが決まった。
前節といい、今節といい、決定的な仕事ができる!
さすが10番、さすがはエース!
あんたは、えらい!!


その後もチャンスはあったのだが、逆転ゴールはならず、1-1で引き分け。


ホーム開幕戦での今季初勝利はならなかった。
スタジアムで冷えた体が、さらに寒さを感じた。


でも、選手たちの方は、勝てなかった悔しさで寒さなんか感じてなかったような雰囲気で場内を回っていた。

今日のスタッツは、DAZNによれば、こんなところ。


相手よりシュート数が多く攻め勝っているし、枠内シュートの率も高い。
だが、今日までの3試合、試合前半は、大胆なシュートが見られず、パスでつないでしまうことが多いように思う。
せっかくゴール前に攻め入っても、確実性を考えてかパスを選択することによって、相手に防がれてしまい、ゴールが生まれていないような気がする。

これで、序盤の3試合終了。
去年は3連勝で始まったが、今年は3引き分けで始まっている。
0勝3分け0敗の勝ち点3。
この勝ち点は、1勝2敗のチームと同じ。
監督や選手たちもさぞかし不本意な思いが強いだろう。
その不本意さを払拭するには、勝利しかあるまい。
前節も今節も、相手に先制されてしまい、追いつくのがやっとの試合になってしまっている。
次節こそ先制し、主導権を握って試合を進めたいものだ。

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