サッカーW杯、日本の予選リーグ第2戦。
中米のコスタリカと対戦。
カタールで、まだ暑い日中での試合。
しかも中3日という過酷な条件ということもあってか、先発メンバーを5人入れ替えた日本。
森保監督が総力戦、と言っていたとおりの起用法。
アルビもそうだったように、ある種ローテーションによる選手の使い方。
これはいいのだが、コスタリカは、守備が堅いチーム。
違う選手どうしで果たしてうまくいくかどうか、一抹の不安があるにはあった。
サッカーは、何が起こるか分からない。
だからこそ面白いのかもしれないが。
スピードのある選手を先発メンバーに使わなかったのは、作戦的なものだろう。
仮に前半に得点ができなくても、後半スピードのある選手を使って勝負できるようにする、ということだと見た。
予想通り、試合が始まってから、日本の方が多くボールを支配する。
コスタリカは、日本陣内で得たフリーキックは、すべてセットプレーにして得点をねらおうとする。
日本優勢ながら、まったりとした展開で、互いにシュートまで至る場面にならない。
そんなふうにして、シュートシーンが少ないままに前半が終わった。
ドイツ戦のように、後半の選手交代で活路を見出してくれるはず、と信じた。
案の定、後半開始から選手交代あり。
前半イエローカードをもらったDF山根に変わるのかと思ったら、DF長友に代わって、伊藤。
FW上田に代わって、浅野。
後半開始直後に、さっそく日本のシュートシーンが連続して見られるようになった。
そして、DF山根→MF三苫をへて、MF堂安→MF伊東。
期待はいっそう高まった。
伊東がファウルで止められたりもしたが、攻勢は続く。
だが、日本は、なかなかゴールネットを揺らせない。
後半30分あたりから、コスタリカも前からプレスに来たりするようになった。
なんだか緩さも感じていたところ、後半36分、コスタリカがワンチャンスを生かして、シュート。
これをGK権田が手に当てるも、ボールはゴールに吸い込まれてしまった。
この終盤で失点するのは痛い。
これが、コスタリカの後半唯一のシュートだったのだが…。
そのままチャンスはありながらも、6分のアディショナルタイムに突入。
焦るように日本選手のファウルがとられ、時間は過ぎる。
日本選手たちの焦った顔が次々に映され、同点のにおいがしない。
案の定、そのままタイムアップの笛が鳴ってしまった。
こんなに攻めながら引き分けかと思っていたのが、なんと試合内容から想像できなかった悪夢のウノゼロ負けとは…。
あれだけ攻めながら、相手の一度のチャンスにやられてしまう。
これが、サッカーだ。
何が起こるか分からない。
優位に試合を進めているから、勝てるとは限らない。
初戦のドイツが日本に対してそうだっただろう。
そして、今度は日本が、その立場に立ってしまった。
1回戦で7失点しているコスタリカに対して、1点も取れないで負けてしまうとは。
そして、次の予選最終戦は、コスタリカから7点も取ったスペイン。
勝つしかないが、仮に勝っても予選突破できるかはわからない。
あの「マイアミの奇跡」を起こした時も、日本は2勝1敗だったが予選突破はならなかった。
今日の試合前には、日本がコスタリカに勝って当然の雰囲気があった。
勝てば予選突破の可能性が高いなどと、浮かれているマスコミ報道があまりにも多かった。
ドイツに勝ったシーンばかりを流し、第2戦を前にして自分たちに都合のよい予選突破の「たられば」ばかり並べていた。
うーん、そんなにうまくいくもんじゃないよな、とずっと思っていた。
勝った場合、負けた場合、引き分けた場合などを、もっと冷静に報道してくれてもいいんじゃないかな、と。
まあ、それが杞憂になれば、と思ってもいたが、不安が当たってしまった。
だけど、最初に戻っていうと、やはり総力戦で勝負するのだから、次のスペイン戦でどんな試合ができるかによって、日本が強豪相手でも予選突破できるほど本当に強くなったのかどうかが分かると考える。
見通しは明るくないが、第1戦、第2戦とも、何が起こるのか分からないのが、サッカーだと思い知らせてくれた。
さて、第3戦も、何が起こるか分からないぞ…ということにしておこうじゃないか。
中米のコスタリカと対戦。
カタールで、まだ暑い日中での試合。
しかも中3日という過酷な条件ということもあってか、先発メンバーを5人入れ替えた日本。
森保監督が総力戦、と言っていたとおりの起用法。
アルビもそうだったように、ある種ローテーションによる選手の使い方。
これはいいのだが、コスタリカは、守備が堅いチーム。
違う選手どうしで果たしてうまくいくかどうか、一抹の不安があるにはあった。
サッカーは、何が起こるか分からない。
だからこそ面白いのかもしれないが。
スピードのある選手を先発メンバーに使わなかったのは、作戦的なものだろう。
仮に前半に得点ができなくても、後半スピードのある選手を使って勝負できるようにする、ということだと見た。
予想通り、試合が始まってから、日本の方が多くボールを支配する。
コスタリカは、日本陣内で得たフリーキックは、すべてセットプレーにして得点をねらおうとする。
日本優勢ながら、まったりとした展開で、互いにシュートまで至る場面にならない。
そんなふうにして、シュートシーンが少ないままに前半が終わった。
ドイツ戦のように、後半の選手交代で活路を見出してくれるはず、と信じた。
案の定、後半開始から選手交代あり。
前半イエローカードをもらったDF山根に変わるのかと思ったら、DF長友に代わって、伊藤。
FW上田に代わって、浅野。
後半開始直後に、さっそく日本のシュートシーンが連続して見られるようになった。
そして、DF山根→MF三苫をへて、MF堂安→MF伊東。
期待はいっそう高まった。
伊東がファウルで止められたりもしたが、攻勢は続く。
だが、日本は、なかなかゴールネットを揺らせない。
後半30分あたりから、コスタリカも前からプレスに来たりするようになった。
なんだか緩さも感じていたところ、後半36分、コスタリカがワンチャンスを生かして、シュート。
これをGK権田が手に当てるも、ボールはゴールに吸い込まれてしまった。
この終盤で失点するのは痛い。
これが、コスタリカの後半唯一のシュートだったのだが…。
そのままチャンスはありながらも、6分のアディショナルタイムに突入。
焦るように日本選手のファウルがとられ、時間は過ぎる。
日本選手たちの焦った顔が次々に映され、同点のにおいがしない。
案の定、そのままタイムアップの笛が鳴ってしまった。
こんなに攻めながら引き分けかと思っていたのが、なんと試合内容から想像できなかった悪夢のウノゼロ負けとは…。
あれだけ攻めながら、相手の一度のチャンスにやられてしまう。
これが、サッカーだ。
何が起こるか分からない。
優位に試合を進めているから、勝てるとは限らない。
初戦のドイツが日本に対してそうだっただろう。
そして、今度は日本が、その立場に立ってしまった。
1回戦で7失点しているコスタリカに対して、1点も取れないで負けてしまうとは。
そして、次の予選最終戦は、コスタリカから7点も取ったスペイン。
勝つしかないが、仮に勝っても予選突破できるかはわからない。
あの「マイアミの奇跡」を起こした時も、日本は2勝1敗だったが予選突破はならなかった。
今日の試合前には、日本がコスタリカに勝って当然の雰囲気があった。
勝てば予選突破の可能性が高いなどと、浮かれているマスコミ報道があまりにも多かった。
ドイツに勝ったシーンばかりを流し、第2戦を前にして自分たちに都合のよい予選突破の「たられば」ばかり並べていた。
うーん、そんなにうまくいくもんじゃないよな、とずっと思っていた。
勝った場合、負けた場合、引き分けた場合などを、もっと冷静に報道してくれてもいいんじゃないかな、と。
まあ、それが杞憂になれば、と思ってもいたが、不安が当たってしまった。
だけど、最初に戻っていうと、やはり総力戦で勝負するのだから、次のスペイン戦でどんな試合ができるかによって、日本が強豪相手でも予選突破できるほど本当に強くなったのかどうかが分かると考える。
見通しは明るくないが、第1戦、第2戦とも、何が起こるのか分からないのが、サッカーだと思い知らせてくれた。
さて、第3戦も、何が起こるか分からないぞ…ということにしておこうじゃないか。