未明の頃から、季節にそぐわない強い雨の音で目が覚めた。
この時期ならまだ雪でもおかしくないのだが、雨とは。
地球温暖化ということだろうか。
だけど、先日埼玉に行って来たら、内陸部のそちらではまとまった雨が降らずに、土の表面はからからに乾いていた。
地元の人の話では、去年の11月から、まともな量の雨が降っていないとのこと。
そのせいで、冬を越えたばかりとはいえ雑草は少なめ。
それはよいとしても、庭にある植物たちも水不足で枯れそうになっている。
埼玉の家の庭には、みかんの木が2本あるのだが、どちらも葉が水不足でちぢれてきてしまっていた。
そんなだったから、今朝のこの雨などは乾燥しきった埼玉などにあげたいくらいであった。
その雨がなんとか上がった午前、久しぶりに走ることにした。
気温は13℃。暖かくなったなあ。
冬の間に走ることがなかった森林の公園をコースに選んだ。
雪が残っている場所も、そこここに見かけた。
すると、驚いたのは、12月の豪雪の爪痕がまだ残っていた。
潟の周囲の木々が折れていた。
そこ以外でもあちこちで松の木が倒れたり枝が折れたりしていた。
雪がなくなったので、ようやく管理者側でもその処理を始めたようだ。
処理するのも大変だ。
花は?というと、さすがにまだほとんどない。
あったのは、春一番に「まず咲く」…マンサクを唯一発見した。
ただ、細かすぎてピントが合わなかった。
久々の走りのせいか、ちょっぴり難儀な気分になっていたら、突然雨が降り出した。
しだいに、風と共に強くなり、公衆トイレの軒先に雨宿り。
5分ほど雨やみを待ったが、止まない。
少しだけ小降りになった時を見計らって、濡れながら帰ってきた。
この雨、やっぱり埼玉の方にあげたいよ。
冬は冬で雪で走れず、雪がなくなったら今度は雨に当たってしまった。
積雪は走れなくても、降雨なら走れる。
まあこうして、走れる季節になってきた。
体に無理のない範囲で走る、と決めているが、やはり暖かい季節の方が条件的にはよい。
3月には、19日の新潟ハーフマラソン大会に参加する。
今日は、大会事務局からゼッケンや参加賞のTシャツなどが届いた。
ファンランでしかないが、楽しめるといいなあ。
濡れた体で、そう思ったよ。