Aです。ご無沙汰しています。
要件は、卓球の誘いです。時間があったら、卓球しませんか?
こんなメールが届いた。
おお、いいねえ。
そう思ったけど、このメールを受け取ったのは、先日19日の新潟ハーフマラソンの直前。
駐車場に車を止め、これからスタジアムに向かおうとする時だった。
だから、そのことを告げ、とりあえず「また後で」とした。
翌20日に再び連絡すると、
22日(水曜)、WBCが終わる午後3時頃どうです?
「鉄は熱いうちに打て」
とのこと。
快諾のOKを送り、卓球をすることにした。
だけど、日曜日に21km余のレースをした私の体は、まだ筋肉痛に関節痛が残っていた。
おまけに当日朝は、右膝痛まで加わっていた。
困ったもんだ。
そんな体調に加え、娘との「ピンポン」以外の卓球をするのは、何年ぶりだろう?というくらい本当に久しぶりだから、まああまりうまくできないなあ。
ところで、卓球するって、ひょっとすると同じAさんと卓球した、この記事の機会以来で13年ぶり?
Aさんは、私と違って、週に3回は練習をしているのだそうだ。
そして、新潟県内・県外のマスターズの試合に出ているという話をしていた。
だが、東京の方に行って試合をすると、さすがに向こうの選手にかなわず、その実力はそうとう高いらしい。
でも、そう話しながらボールを打って来る彼の表情は実に楽しそうだった。
前陣のペンホルダー攻撃型で腕を磨いているAさんとの実力は、大きく開いていた。
特に、バックハンドから繰り出されるロングサーブは速くて種類が豊富で、ほとんど返せなかった。
こっちは、ラケットのラバーも張り替えていないから、表面のゴム部分がだいぶ劣化して摩擦が少なくなっていた。
なにより、ボールがセルロイドからプラスチックに代わってから久しいが、私がプラスチック球を打つのは初めての経験であった。
そんなではあったが、威力ある彼のボールを返したり、ラリーで勝利できたりするのは、非常に楽しかった。
自分より少し強い人とやるのは、本当に楽しい。
やっぱり卓球はいいねえ!!
オリンピックや全日本選手権等、最近は見るばかりになっていたけれど、やっぱり卓球は自分がやることが一番楽しいよ。
2時間ボールを打ち合い、借りていた会場が時間切れとなって、楽しい時間が終わってしまった。
最後に、Aさんからお誘いを受けた。
マスターズの試合に出ない?
団体戦は4人以上いないとできないので、高校時代地区チャンピオンだったBさんにも働きかけているんだが、あいつもまんざらじゃないみたいなんだよ。
卓球協会に登録しなくちゃいけないけどさ、50foxさんも、やらない!?
…と、うれしいお誘いも受けたけど、細々とRUNもやっているし、家庭事情もあるし今はそこまでのめり込めないなと思ったので、やんわりとおことわりすることにした。
「でも、また機会を見て卓球に誘ってよ」
と、わがままを言いながら、Aさんに、今回卓球に誘ってくれた礼を言った。
相手がいるからこそ楽しい卓球。
その楽しさをたっぷりと味わった2時間であった。
(2日たって、右腕は完全に筋肉痛なのだ…)