ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

追いつかれて悔しい引き分け ~2024第4節アウェイ東京ヴェルディ戦~

2024-03-16 20:42:43 | アルビレックス新潟

面白いもので、サッカーの試合を見ていると、同じ引き分けでもあと味が違う。

自分が応援するチームが負けていたのを、同点に追いついて引き分けた試合は、なんだか勝ったような気持ちになる。

反対に、自分が応援するチームが勝っていたのに、同点に追いつかれて引き分けた試合は、なんだか負けたような気持ちになる。

今日の東京ヴェルディ戦、味わったのは、まさしく後者の思いであった。

 

今日の対戦相手のヴェルディは、過去3試合いずれもアディショナルタイムなど試合の最終盤に、相手チームにPKを与えて勝ちを逃したり引き分けになってしまったりしていた、3試合で勝ち点1という相手だった。

だから、そういうチームに立ち直るきっかけを与えたりしなくてもいいのだが。

昨季の「新潟クリニック」が復活したような気もした、今日の試合だった。

 

先発メンバーは、前節活躍した小野裕二が抜けて、谷口が入っていた。

後半勝負をにらんで、長谷川元希、長倉、太田の3人はベンチで切り札として出番を待つ。

 

試合開始直後から新潟は、ボールを支配するが、7分、東京ヴにゴール前でFKをを与えてしまった。

なんだか、いやな位置だなあと思っていたら、案の定、素晴らしいキックを決められてしまった。

小島の反応が遅れたというより、あれはキックがよすぎた。

 

ずいぶん早い失点だったが、「てっぺん」を目指すチームならこのくらいの逆境ははね返さないと。

そう思っていたのに、22分には、DFデンが足を滑らせたことから、相手に決定的なチャンスを与えてしまった。

だが、そこはGK小島、1対1になりながら至近距離での相手のシュートをしっかり弾き、2点目を許さなかった。

その奮闘が実って、32分、高木のCKから、ファーの谷口がヘッドで同点弾を決めた。

さすが谷口、今季は劣勢のときに頼りになる。

第1戦に続いて、貴重な同点弾を決めた。

 

追いついて、同点で前半終了は、悪くない。

前半、ボール保持率は上回っているのに、シュートの本数も枠内シュート数も負けているという新潟であった。

だけど、なぜか、これなら後半、例の3人が出たら勝ち越せるぞ、という思いがしたのであった。

 

その予感が当たるのだから、オレってすごい~って思ったのが後半だった。

67分に、谷口・高木・松田に代えて、長倉・太田・長谷川元希の3枚替えをした2分後、ねらっていた長倉が前線でボールを奪取しゴールに迫ると、見事な勝ち越しゴール。

よし、今日も勝てる!

 

…そう思っていたのに、3試合連続アディショナルタイム失点の東京ヴに、逆に得点されてしまった。

ゴール前にボールを上げられると、難しい形ですばらしいラストパスを送られ、飛び込んできた相手選手に同点ゴールを決められてしまった。

 

まだ時間は5分ほどあったのだが、勝ち越しゴールは生まれず、ドローとなってしまった。

後半のシュート数は増えたが、相変わらず枠に行かないのが多いのだな。

最後の方で、小見が強引にペナルティエリアに進入したのだが、パスを選択した。

あそこは思い切って打ってほしかった。

 

またしても、シュートを打つ積極性と、枠内にシュートを打つ正確さが課題となったゲームだった。

普通なら、アウェイで勝ち点1はいいやと思うのだが、てっぺんを目指すチームなら、まして苦しいところを逆転した試合なら、そこは勝ち切ってほしかったなあ、と思う。

悔やまれる。

 

まあ、終わったことは悔やんでいても仕方がない。

次の試合で勝つ以外にもやもやは晴れないよな。

次だ、次。

…ということで、次の試合は1週空いて30日に柏相手のホーム戦。

 

順位表を見ると、柏と新潟は勝ち点で並んでいるから、負けられない。

首位におどり出たのは、勝つためなら何でも…という、J2上がりの町田。

新潟が勝っていれば、そのすぐ下の2位だったのになあ…。

おっと、また悔やんでいる。

2週間の間に、少し休んで気分を入れ替えて、さらに強くなってもらいましょう。

 

Visca Albirex !!

コメント (2)
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