3日分の薬を処方してもらったとおり、薬が効いて熱は36℃台に落ち着くようになった。
私の体は、その力を借りてウイルスに負けずに奮闘し、優勢を確保してくれたようだ。
よかった、よかった。
だが、まだなんとなく頭の隅に軽い痛みが残っているような気がして違和感があるのだが、平熱なのだからそれを信じることにしよう。
3日で熱が引くという医者の見立てが正しいということに、当然とはいえ、ある種感心。
だけど、私の場合、いつも風邪をひいた場合、尾を引くのが咳なのである。
今回も、結局咳込むことがあるのが、治っている気がしない理由の一つ。
その咳を鎮めるという薬もほかの薬同様に、今日の昼食後の服用でなくなってしまった。
ヤクが切れたぁ…。
まあ、それで大丈夫だろうという医者の判断なのだから、これでよくなるのなら、なくてもまあいいか。
そう思っていたのだが、ひどい咳込みは時々起こる。
その苦しさに、目から涙は零れ落ちるわ、のどに変な引っ掛かりがあって痛むわ、と切なかった。
その切なさとこれからも不安を抱えて生活する苦しさがいやで、先日かかった医者に電話して聞いてみた。
おかげで熱は下がったが、咳が出て困っている。
咳止めの薬はほしいが、5日間の外出禁止と言われているのでそちらへ伺うのもはばかられる。
どうしたらよいのだろうか。
そんなことを尋ねた。
すると、電話を受けた方が、医者に聞いてくれた。
返答は、誰か家族の者が代わりに医院を訪ねてくれば、処方箋を出すから薬局で薬を受け取れる、とのこと。
というわけで、家人に薬を受け取りに行って来てもらった。
今回は、鎮痛・解熱用のものを除いた、前と同じ2種類の薬が、今度はなぜか1日分多い、4日分。
まあ、この薬の服用継続によって、完治したいものだが、…ゴホッ、ゴホゴホッ…!!
あー、まだしんどいわぁ…。