埼玉から帰る途中、今年も高崎市染料植物園に立ち寄ってきた。
入場無料なのが、われわれには最大のお気に入り…!?
今年も入園すると、まず目立ったのは、黄色いミモザの花だった。
この日は風が強くて、頭上は揺れて揺れて、きれいな花なのに全体的にピントが合わなかった。
園の近くに高崎白衣大観音があるのが見える。
それが見える場所の近くにあるミツマタの花は、まだ開いていなくて、唯一一部が開き始まったのがあっただけ。
まっすぐ天に伸びた枝に付いている黄色い花は、サンシュユの花。
近くから見ると、これまた開ききってはいなかったが、それでもきれいだった。
園内各所で最盛期を迎えていたのが、あちこちにかたまって咲いていたフクジュソウ。
陽光を浴びてあまりにも光っていたので、写りが白くなってしまう花もあった。
そのくらいこの日はフクジュソウの花が金色に光り輝いていた。
春の浅いときには、黄色い花がまず咲いている。
まず咲くと言えば、マンサク。
種類があるようで、完全に開いて咲いているものと、
まだ枯れた葉をつけていてそれでも少しずつ花が開き始めているものがあった。
そして、ピークを過ぎてしまったのは満月ロウバイ。
ソシンロウバイの方は、まだきれいに見えるものもあった。
そのほか、しだれ梅は、毎年きれいなのだが、今年は盛りを過ぎていた。
赤い梅の花も、咲き残っているものを見つけて、パシャリ。
ボケも、ピンクや赤などの花を咲かせていた。
去年はオウレンを見つけた場所には、オウレンは見つからなかった。
だが、こんな名称不明な草が生えているのは見つけた。
この草の名、何だろう?…宿題だな。
こうして、今年の春も、高崎市染料植物園でフクジュソウを中心とした春の花見を楽しんだ。
そして、関越道を使って、新潟に帰ってきた。
その日、小出ICを過ぎてからというもの、すごい吹雪だった。
前がよく見えず、一気の降りで追い越し車線で抜いて行く蛮勇のある車はいなかった。
その状態は、越後川口SAまで続き、運転していても非常に怖かった。
青空で暖かく春の花見が楽しめたところから、一気に吹雪で真っ白な新潟へ。
まだまだ冬の新潟に帰ってきた感がたっぷりな帰路であった。