3月31日。
年度がわりの旧年度最終日。
生活が明日から変わる、大半の人たちは、明日からの新しい生活に備えて、多少の不安の中で今を過ごしているに違いない。
現職時代の自分もそうだったなあ、と思う。
そんな3月31日の夜を迎えている。
昔、明日から違う職場に行くというのに、片づけや整理の苦手な自分は、勤務時間終了となっても、職場からなかなか帰れなかった。
計画的に物事を進められる人たちと違って、目の前の仕事をまだがんばってしまうのだった。
目の前の仕事の後任者にとって、よいようにと思いながらやっていると、あれもこれもとやることが増えてくるのだった。
それが逆に、周囲の同僚の仕事を増やす結果になったりして、申し訳ない思いになったことも多かった。
まあ、定年が近づく年齢になって、それはようやく解消することができたけれど…。
それでも、4月1日に新しい職場に行くということを考えると、若いときも年齢を重ねてからも、心の緊張は止められなかったなあ。
新しい職場で、新しい人間環境になり、新しい人々とうまくやっていけるだろうか…なんて心配しながら夜の床についたものだった。
そんな3月31日の夜の思いがあったことも、しばらく忘れてしまった。
定年退職から7年。
再任用退職から5年。
最後の再勤務から3年。
それだけ経ったのだなあと、改めて思っている。
退職後、あと働くことはないだろうとは思った。
だから、ブログぐらい毎日続けてみようか、と思った。
このブログが、ほぼ日刊でこの7年間やってこられたのも、定年を機に「できるだけ毎日続けてみよう」と内心思ったればこそ。
まあ、いろいろな方のブログやSNSを見ると、自分のセンスないなあと思うことの多き日々ではあるが、まあ悔いても仕方がない、前に進むのみ。
仕事とは言えないが、明日から毎週月曜日だけは、ある団体の手伝いで日中でかけることになった。
自分自身、ちょっぴりだけ生活に変化が訪れそうだと思ってはいる。
ともかく、明日から新しい生活が始まる皆さん、自分らしくがんばってください。
今までも、自分の道は自分で切り開いてきたんだから、明日からも大丈夫。
あなたらしく、前を向いて進んでいってくださいね。