ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2℃の寒気の中、文字通り寒い試合に ~ホーム ザスパクサツ群馬戦~

2020-12-13 21:31:10 | アルビレックス新潟
よくも悪くも、これがアルビの現在地。
そんなことを思う、アルビレックス新潟、ホームでの最終戦だった。



サッカーJ2リーグ第40節、アルビレックス新潟対ザスパクサツ群馬戦。
今週は、5連戦が終わって疲弊した選手たちのために、3日の休みがあったのだという。
そのせいもあって、試合開始から、ザスパクサツ群馬を圧倒して攻め続けていた。
出足も早く、ボール奪取も目立った。
今日は、勝てる!
そう思って試合を見守った。

すると、20分、ボールがよくつながり、本間至恩からのラストパスを受けた堀米が、見事に決めて、新潟先制!
全く負ける気がしなかった。
なにせ、今季は、新潟が先制した試合は、14勝4分け1敗というデータもあった。
2-0にできれば、勝利は堅い。
前半は、チャンスの連続。
しかし、それを決め切れないまま、1-0で前半終了。
なにか、いやな予感がした。

その予感は当たった。
後半開始、2分にもならないところで、同点弾を浴びた。
ペナルティーゾーンでボールを奪われ、失点。
セーフティに蹴り出せばいいのに、ボールをつなごうとするところをねらわれた。
そのショックが癒えないうちに、やはりゴール前でバタバタしたところをねらわれ、逆転弾を打たれてしまった。
逆転ゴールを決めたのは、かつてアルビレックス新潟ユースにいた飯野。
ご丁寧な恩返しゴールを、ありがとう…!
それにしても、栃木戦を思い出すような、後半開始早々の連続被弾。
おまけに、矢野といい飯野といい縁が深い選手に決められるという、温情のアルビ。
そうなると、新潟には焦りもあり、余裕を持った群馬の選手たちの方が、いい動きが目立つ。
たちまち勝てる雰囲気はなくなった。

その後、交代選手を使うなどして攻勢に出るが、最後の最後にゴールの枠をとらえられない。
ゴール枠内にいくものは、群馬の好守で防がれる。
攻めてもゴールを割れない。
そのまま、1-2で試合終了。



栃木戦は、まだアディショナルタイムに同点に追い付けたが、今日はそれもなし。
下位の群馬に逆転負け。
雨が降り、2℃の寒い空気の中で応援したが、それも実らず寒い試合となってしまった。

こうして、来季に向けての弱点が見えた試合だった。
〇 ボールをつなぐことに腐心して、攻めではチャンスを見逃し、守りではボールを取られて失点してしまう。
〇 ペナルティエリア内でクロスを上げられると失点しやすい。
〇 前線に足の速い選手がいないために、速攻ができない。まだファビオがいたときは、それができていたのだが。
〇 せっかくチャンスを作れるようになったのに、ゴール前での決定力が弱い。

素人目にも、これらの弱点を整備することが来季への課題となるだろう。

週に1度の試合が普通で、ときどき水曜日にも試合が入るくらいなら、このような弱点の多くは修正しながら戦っていけることだろう。
今年は過密日程で、修正する暇がないままに次の試合を戦っていた。
来季、1年延期された東京五輪が行われたら、多少は過密日程になるのかもしれない。
ただし、今季ほどではないだろう。
そこに期待したい。

あとは、どんな選手が残り、どんな選手が補強されるかが問題だ。
新潟は、まだ、契約満了選手の発表は行っていない。
残り2試合、12月の20日までリーグ戦が行われていると、来季の始動まで時間がないのが心配だが…。


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