サッカーJ2リーグも、残り3戦となった。
アルビレックス新潟は、明日のザスパクサツ群馬戦がホーム最終戦となる。
その後の2試合は、アウエーでの戦いだ。
アウエーには、このご時世なので現地にはいかないことにしている。
だから、会場でじかに応援できるのは、明日が最後となる。
一時は4位まで躍進したことがあったが、現在アルビレックス新潟は、8位。
ここ6戦は、1勝1引き分け4敗と、ずるずると順位を落としている。
無理はない。
5得点13失点。
ここに来て、選手たちの疲労がピークを迎えている感じがする。
大けがや退団で選手層が薄くなったまま、過密日程での戦いを強いられ、ボロボロになりながらも戦っている。
ポジションも、本来のポジションではないところで出場し、がんばっている選手が多い。
だから、最近は、試合終了の笛で、ガックリと膝をつく選手を多く見かける。
今や刀折れ矢尽きた状態になりながらも、それでも懸命に戦っているようなイメージだ。
COVID-19 感染症のために、試合が行われなかった3か月があった。
そして、6月下旬からは、超過密日程となってフルシーズンの戦いが行われた。
中2日、中3日で5連戦という試合日程も何度かあった。
さらに、酒気帯び運転の選手の不祥事の発生とそれを隠してしまった対応のまずさから、社長の辞任、力のある選手の契約解除・退団という事態を招いてしまった。
そのうえ、主力選手の相次ぐ大ケガ。
スターティングメンバーを構成するのさえ厳しいようなシーズン後半となった。
それでも、選手たちは、懸命にJ1昇格を目指して戦ってきた。
昇格が断たれた後の試合でも、一生懸命さは伝わってくる。
そんな選手たちを、もっと声を出して応援したいのに、感染症下のスタジアムでそれは禁止されている。
去年は、最終戦の前に練習場に行って、感謝と励ましの言葉を直接伝えることができたが、今季、練習見学は、感染予防上できないことになっている。
1年間がんばった選手たちに感謝の心をもっと伝えたいのに、できないのが悔しい。
明日は、試合が終わった後に、最終戦セレモニーが行われる。
1年間がんばってくれて、ありがとう。
声には出せないが、感謝の気持ちを込めてスタジアムで、監督やコーチ、選手たちを見守りたい。