手詰まりだな。
最後は、ブラジル人選手を4人並べてみたけど、結局得点ゼロ。
0-2で甲府に完敗。
これで4連敗。
前節まで得点しながらも1点差で3連敗していたのだが、今節は1点も取れず。
先制を許し、追加点を取られ、そのまま負けるという情けない試合展開。
去年と同じパターンにはまってきている、そんな気がしてならない。
スタジアムに出かける前に、3連敗だったからいろいろな点でゲン直ししたいと考えた。
肌着の代わりに、アルビの「We are One」Tシャツを着た。
アルビの帽子もやめて、久々に、かつてアルビが強かった(?)頃によくかぶっていたナイキの青い帽子に代えた。
履いていく靴も、新しいものにして気分を変えていくことにした。
スタジアムでもちょっとした変化があった。
試合前、サポーターの応援で選手のチャントを歌う時には、ビジョンに選手の写真とその歌詞が表示された。
大谷の歌などは詞が分かりにくかったから、これで意味がわかっていいなと思った。
ホームでむざむざ4連敗はできないとばかりに、今日の先発メンバーは攻撃的な布陣と見られた。
ボランチの一人に、加藤大に代わって高木を起用。
高木のポジションに渡邉新太が入っていた。
明らかに攻撃力アップをねらっていると思われた。
しかし、それも、明らかな計算ミスとなって出る。
開始から12分で甲府に先制を許してしまった。
ゴール前で相手FWピーターウタカをフリーにしてしまった。
センタリングの折り返しをウタカに決められ、あっという間に守勢に回ってしまった。
以降、攻撃の形にならず前半は0-1で終了。
後半は、この試合は負けられない、という選手たちの意欲はうかがえた。
しかし、後半9分、またしてもゴール前がフリーでズドンと決められてしまった。
これで0-2。
その後新潟は、ブラジル人選手2名を新たにピッチに投入し、打開を図った。
しかし、個人技での打開も中途半端。
何をしたいのかわからないような、意図が不明なパスも目立った。
決定的な場面もないではなかったが、ゴールネットを揺らすまではいかない。
6分もアディショナルタイムがあったが、有効な使い方はできず、甲府のサポーターを喜ばせる結果となってしまった。
4連敗は重い。
試合後、どんなに悔しい思いで選手たちはサポーターたちの前に立つのだろう。
「ドキドキワクワクするような試合をお見せすることを約束します。」
と、是永社長は言っていたはず。
それで監督交代までしたのだったが…。
監督交代の戦績を比較してみる。
残念ながら、よくなったとは言い難い。
これから、去年のようなもがくだけのシーズンになってしまうのだろうか…!?