埼玉の家の庭には、今年なぜかコキアがたくさん生えた。
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そのままにしておいたら、それなりに大きくなり、子どもならかくれんぼしそうなくらいになった。
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そのモフモフ感がとてもよかった。
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だが、あおあおとしたコキアも、秋には色付いた。
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先月は紅葉し、日が当たると一段と美しく輝いて見えた。
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さて、今月訪れてみると、赤みがとれて、すっかり‘‘輝きを失った茶髪’’になってしまっていた。
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別名を「ほうき草」というように、まさに逆さまにしたほうきが何本も立っている。
これでは庭を荒れ放題にしているようでよくない。
抜いて片付けることにした。
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ところが、その片付け方に困った。
少し昔なら、火を着けるとよく燃えて、あっという間に処分できたはず。
だが、現代ではそれはできない。
仕方なく指定された大きなゴミ袋に入れようとするのだが、枯れたものでもおおきすぎたり反発力があったりして、簡単ではなかった。
抜いたすべてを、1つ1つ束ねるようにしながらある程度の長さに切って袋に押し込み、詰めていった。
3時間ほどかけて、指定ゴミ大袋で7袋にもなった。
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ハサミを使っていた右手は、握力がなくなり、震えていた。
昔のようにたき火しながら処分できたら、どんなにか楽だっただろうなあ…。
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そのままにしておいたら、それなりに大きくなり、子どもならかくれんぼしそうなくらいになった。
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そのモフモフ感がとてもよかった。
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だが、あおあおとしたコキアも、秋には色付いた。
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先月は紅葉し、日が当たると一段と美しく輝いて見えた。
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さて、今月訪れてみると、赤みがとれて、すっかり‘‘輝きを失った茶髪’’になってしまっていた。
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別名を「ほうき草」というように、まさに逆さまにしたほうきが何本も立っている。
これでは庭を荒れ放題にしているようでよくない。
抜いて片付けることにした。
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ところが、その片付け方に困った。
少し昔なら、火を着けるとよく燃えて、あっという間に処分できたはず。
だが、現代ではそれはできない。
仕方なく指定された大きなゴミ袋に入れようとするのだが、枯れたものでもおおきすぎたり反発力があったりして、簡単ではなかった。
抜いたすべてを、1つ1つ束ねるようにしながらある程度の長さに切って袋に押し込み、詰めていった。
3時間ほどかけて、指定ゴミ大袋で7袋にもなった。
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ハサミを使っていた右手は、握力がなくなり、震えていた。
昔のようにたき火しながら処分できたら、どんなにか楽だっただろうなあ…。