kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

御所特別公開の展示物

2009-11-07 19:35:58 | 京都

御所の特別公開にあたり、様々な展示物がありました。

                      

                     

Img_3849_3 五節舞(ごせちのまい)

                              

この舞いは天武天皇が吉野宮で琴を弾いた時に天女が舞い降り、

その袖を五回ひるがえしたという故事にちなんだものです。

大嘗祭(天皇即位後、初めての新嘗祭)の折、舞われます。

                            

                  

Img_3701 桧皮葺(ひわだぶき)屋根の模型

                        

                      

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日像とう旙(にっしょうとうばん)と月像とう旙(げっしょうとうばん)

                             

昭和天皇の即位の礼で、庭に立てられた大旗です。

金色の太陽、銀色の月の刺繍が施されています。

                      

                           

Img_3857 帽額(もこう)

                           

即位式の折、紫宸殿の南面の長押上にかける幕です。

大正天皇、昭和天皇の即位の礼の時、使用されました。                    

                     

                            

Img_3703 威儀物(いぎもの)

                 

楯(たて)・桙(ほこ)・やなぐい・弓・太刀

今の天皇の即位の礼に際し、威儀を整えるため庭上で、捧持されたものです。

                         

                               

Img_3704 鉦(しょう)・鼓(こ)

                     

昭和天皇、今の天皇の即位の礼の時、庭に置き使用されました。

                         

                             

Img_3860 内侍臨東檻(ないしとうかんにのぞむ)

                   

紫宸殿の東縁南側で、節会の内侍(女官)が檜扇をかざして、大臣の昇殿の合図を送っている模様です。

                     

                      

Img_3711_2 西階進御膳(せいかいよりおものをすすむ)

                 

紫宸殿の西廂は御膳宿(おものやどり)といい、 節会の時は

采女(うねめ)と呼ばれる女官が紫宸殿の母屋へ御膳を運びます。

                              

                

Img_3735 軟障(ぜじょう)

                  

即位の礼についで、大嘗祭が終わると大響の儀(宴)が行われますが、

その時、両陛下の玉座の後ろにかけられる幔幕です。

千年松の墨画。

                 

                        

Img_3904_4 十二単と束帯姿

                     

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Img_3907_3 二階厨子(にかいずし) 

              

蒔絵や螺鈿を施した棚で、二段になっており、下段には両開きの扉が

あります。清涼殿で使用された調度品です。 

                              

                    

これらの他にも各御殿では、素晴らしい屏風絵や襖絵も見る事が出来ました。

伝統工芸の粋を集めた非常に貴重な品々を見せて頂きました。                         

                     

                           

                      

                       

                  

                        

                        

              

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皇后宮・若宮・姫宮・の御殿と藤壺

2009-11-07 17:11:45 | 京都

皇后宮常御殿(こうごうみやつねごてん)、

若宮姫宮御殿、

飛香舎(ひぎょうしゃ)(…藤壺とも呼ぶ)

                     

先日見忘れた御所の北に位置する御殿を、5日見てきました。

2日の急な冷え込みのおかげか、紅葉も進んできていました。

                

                

                           

                                 

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この辺りには山吹など、低木でやさしい雰囲気の木が沢山植えてあり、

何となく女性的なやさしい感じの庭で始まりました。

                             

                                

Img_3887_2 皇后宮常御殿(こうごうみやつねごてん)                         

                                

                        

                                 

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Img_3884_2 皇后宮常御殿

畳のヘリの色が赤いです。(@_@)

                        

                           

Img_3892 玄輝門(げんきもん)

                            

女御入内の儀式の際用いられました

                          

                              

Img_3893 朔平門(さくへいもん)

                     

京都御所の最も北にある門で、南の建礼門に対峙しています。

こちらも玄輝門と同様、女御入内の儀式の際に用いられました。

                      

                         

Img_3900_2

                                     

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Img_3895_2 飛香舎(ひぎょうしゃ)

              

平安京内裏の様式を伝える桧皮葺寝殿造りです。

女御入内の儀式に用いられましたが、元来女御が日常過ごした所です。

                     

中庭に藤が植えてあるので「藤壺」 とも呼ばれました。

                       

              

”いづれの御時にか 女御・更衣あまたさぶらい給いけるなかに、

いと、やむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり”

で始まる「源氏物語」 の舞台になった所なのでしょうか…、                               

                               

                               

Img_3896 飛香舎

                          

                             

Img_3898 若宮・姫宮御殿

                       

皇子、皇女の御殿です。

                              

                  

Img_3899 若宮・姫宮御殿 

                            

                     

これで、京都御所の特別公開の所、すべて見る事ができました。m(__)m

                                   

紅葉し始めた木々のあでやかさも添えられてか、女性の住まわれた御所の辺りは

そこはかとなく雅びな香りが漂う様で、粗忽、がさつな私もしばししとやかさが

にじみ出てきた様な……、ナイナイナイ

                          

                        

                                 

                  

                            

                      

                             

                          

                           

                          

                           

                       

                              

                               

                       

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