NHK大河ドラマ「龍馬伝」 が、おもしろいです。
1月4日~10日のTV視聴率ランキング(関西地区)で、1位(21.4%)でした。
京都市内の坂本龍馬ゆかりの地を、きのう少し見て周りました。
「龍馬伝」 とはいきませんが、スポットでご紹介を…、
なので、 「龍馬点」
「武信稲荷神社」(たけのぶいなりじんじゃ)
創祀、貞観元年(859年)
京都市中京区、二条城から見て、南の方にあります。
この境内に樹齢約850年、高さ23m、幹の周りが4mの「榎」(えのき)があります。
これは京都市天然記念物に指定されています。
今は冬で葉を落としていますが…、
” 江戸時代、武信稲荷神社の南に幕府直轄の「六角獄舎」という牢獄がありました。
ここは六角通り(京都の東西にのびる通り)にあるので、この名前があるようです。
ここに、幕末、勤皇の志士が多く収容されていました。
その中に、龍馬の恋人、「おりょう」の父「楢崎将作」も勤皇家の医師であったため
捕えられていました。
おりょうは父の身を案じ龍馬と共に何度か訪れますが、当時女性が牢獄へ
面会できることなどなく、龍馬自身も追われる身であり面会はかないません。
その為、神社の大木から様子を探ったといいます。
その後、命を狙われる龍馬は身を隠し二人は離れることになります。
おりょうは龍馬の身を案じ行方を捜していましたが、
そんな折、二人で何度も訪れた武信稲荷神社の榎を思い出し訪れました。
するとそこには龍馬独特の字で『龍』 の字が彫ってあったといいます。”
榎は二人の愛の伝言板になったんですね。
今、「龍」の字は確認できませんが、その幹は左右に枝を張り巡らし、
その生命力から健康長寿、また縁結びのご神木として、信仰を集めています。
『おりょう、今も榎は元気ぜよ!』
二人も、この鳥居をくぐったのでしょうか、そして…、
身の危険にさらされながらも、おりょうさんのために彫った「龍」の字は…、