きょうもずっと雨が降っています。
こんなにどしゃ降りの日が続くなんて、そうない事です。
のんびり歩いていると、道路の水たまりに浸かって、靴がビチョビチョです。
この程度ならいいのですが、ところによっては山崩れや、洪水による大きな
被害を受けられた方もあり、心よりお見舞い申し上げます。
ところで気になる「琵琶湖の水位」 ですが、
11日と12日はマイナス20Cm、13日はマイナス16Cm。
中心に琵琶湖を抱える「近江盆地」 は、北東に「伊吹山地」南東に「鈴鹿山脈」
北西に「野坂山地」南西に「比良山地」 が連なっていて、
それぞれの山地に源のある1000本余りの川が合流していき、
最終的には120本余りの川が琵琶湖に注いでいます。
一方、琵琶湖から流れ出す川は「瀬田川」 ただ1本だけなのです。
そのおかげか、「関西の水瓶」 として昔から人々の生活を支えてきました。
堅田浮御堂(かたたのうきみどう)から見た琵琶湖大橋(2009.8)
でも、琵琶湖は人々に恵みを与えただけではなく、琵琶湖から流れ出た
瀬田川の下流、(宇治川~淀川~大阪湾)では、甚大な水害を起こしてきました。
それで、瀬田川に「南郷洗堰・なんごうあらいぜき」 を造り水位の調節を
するようになりました。
今は、地元はじめ、京阪神の水需要に応える、まさしく「水瓶」 として、
健全な姿の琵琶湖を守り、次世代に引き継ぐことが、
滋賀の大きな使命となっています。
琵琶湖に多く見られる漁法「えり」の仕掛け
降り続く雨に空を見上げ、またもや自然のちからに愕然としながらも…、
「ちょっとは止んでほしいなあ~、祇園祭の宵々々山やのに~」
と思ったりして…(^_^;)
きょうは宵々々山、京都の町は鉾の提灯に灯りがはいり、祇園ばやしが流れ、
沢山の人で賑わいます。(四条烏丸を中心に歩行者専用道路に変わる道が
あります)
梅雨もなかなか終わりそうにないですが、
「17日の山鉾巡行」 いいお天気になりますように…<(_ _)>